残った歯を守るために、部分入れ歯は大切!
皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
歯を失ってしまうと少数歯の場合ですと、
あまり気にされない方もいらっしゃると思いますが、
顎は必ず歯の残っている方向へずれて、噛もうとします。
例えば右下の歯が4本無くなると、左で噛むしかないために、
顎が左へ変位するということです。
それも長期間入れ歯を入れないまま放置すると口の中では、
例えば先ほどの右下4本欠損の場合は、今度は右上の歯が下に伸びてきて、
また、下の残っている歯が歯の無い隙間の方に傾いて移動してきます。
このことは歯を失ったスペースを補おうとする自然の防衛反応のようなものです。
こうなるとひどい場合は歯は抜歯や神経を取り被せを作ったり、
または歯をずれたところを削ったりと入れ歯を作るために、
大変な作業が待っています。
もちろん抜歯後早期に入れ歯なりの治療を開始しておくと、
歯の移動は抑えられ、咀嚼も治療によって回復します。
抜歯などで治療を中断されている方は、早期に治療を継続して下さい。