抜歯は是か非か？
皆さん、こんにちは！いかがお過ごしですか？
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
入れ歯で食物を噛み砕いて、潰す行為は自分の歯で噛み砕くのとは感覚が違います。
噛む力が歯の歯根膜を通じて力が掛かり、食物は細かく細断され、
奥歯ですりつぶし、やがて飲み込まれます。
しかし、部分入れ歯の場合は幾分歯に連結部分が固定されていますが、
例えば奥歯が上下左右とも入れ歯ですと、噛む力は入れ歯の人工歯（白い歯の部分）に掛かり、
入れ歯の床（ピンクのプラスチック部分）に伝わって、歯グキの粘膜に圧力が掛かり、
初めて咀嚼されていきます。
初めて入れ歯を使用される方は今まで歯グキに圧力が掛かるなど初めてなので、
戸惑われることと思います。
しかしそれが入れ歯で噛むということです。
ある程度歯グキに圧力がかかってくると、歯グキも引き締まっていい感じになります。
そうなると食事も問題なく取ることができ、ほとんどの食材も咀嚼できてきます。
しかし、中には歯グキの厚みが薄かったり、変質していたり、
また骨の部分が尖っていたり、骨の角の部分膨れていたりすると、
噛む力がその部分に加わると、痛みとなって現れます。
しかし、その部分を調整したり、
入れ歯の内面にやわらかい素材を貼ることにやって（やわらかい入れ歯加工）を行うことによって、
痛みなく、食事を取っていただける様になります。
当歯科医院では患者さんの口の中の様々な条件に合う入れ歯を提案させていただいています。
何時までも若く、健康でお過ごしいただくためにも、快適にお使いいただける入れ歯は大切です。
入れ歯でお困りの方は、ぜひご相談下さい。
