「患者さんの上手な歯科医院利用法」
皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
患者Yさんは当院の開業以来の患者さんです。
3年前に御主人がお亡くなりになってお一人で生活されていましたが、
足を悪くされて、ある施設に入居されました。
それまでは3ヶ月に一度のフッ素クリーニングと入れ歯のクリーニング、調整に
来院されていましたが、
「これからは通院できないので、施設の方へ来て今までと同様に歯のクリーニングをしてほしい」とお電話を頂きました。
早速,歯科衛生士と共に施設に伺いました。
Yさんは思ったよりお元気で、新しい生活にも慣れて過ごされていました。
「体の動きが悪くなると、今までのように細かい動作がしにくくなる」とおっしゃっていましたが、
健康志向で頑張りやのYさんですから、今までと変わらずに口の中を清潔にされていました。
ご希望のように定期健診、歯垢、歯石除去やブラッシング指導、
フッ素クリーニングを診療所と同じように受けていただきました。
もちろん健康保険内の負担です。
笑顔で非常にさっぱりしたと喜んでいただきました。
これからも3ヶ月に一度施設でのフッ素クリーニングを継続させていただくようになりました。
訪問歯科診療と外来診療の患者さんを比較すると、
むし歯や歯周病などの病気の再発が多いのは
明らかに訪問歯科診療の患者さんのようです。
① 体がご不自由になって、自分自身で歯磨きが行き届かない。
② 介護者に頼らなければ一人では日常生活が成り立たない。
③ 認知症が進行して、自分が認識できない。
このような患者さんこそ、訪問歯科治療が終わった後のメインテナンスの口腔ケアが大切だと
思います。
津谷歯科医院では専任の歯科衛生士が通院できない患者さんに、
いつも健康に過ごしていただけますように、ご自宅や施設など訪問先にて、
口腔ケアやフッ素クリーニングを受けていただけます。
予防歯科は体の不自由な方にこそ必要です。
どうぞ初めての患者さん、またご家族やお知り合い方で口腔ケアやフッ素クリーニングのご希望の方が
いらっしゃいましたら、津谷歯科医院までご連絡をお待ちしております。