ご高齢の方ほどお元気なうちにスペアーの入れ歯をお作り下さい!
皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
先週に引き続き「正しい入れ歯の洗い方2」の話しです。
正しい入れ歯の洗い方
①歯磨き粉は使用しない。
入れ歯の材質はプラスチックのため、研磨剤によってすり減って合わなくなります。
また表面に細かいキズがつき、細菌が付着しやすくなります。
使用するなら台所用食器洗剤がお勧めです。
②毎食後、入れ歯をはずして清掃します。
ピッタリ合っているからという理由で入れ歯をつけたまま、
自分の歯と一緒に磨く方もいらっしゃいます。
しかし粘膜と入れ歯のすき間、入れ歯のバネの部分など磨き残しが生じます。
③義歯ブラシで丁寧に磨きます。
普通の歯ブラシでも大丈夫ですが、効率が悪いので義歯ブラシがお勧めです。
部分入れ歯の場合はバネの部分は小さい歯ブラシや歯間ブラシをつかって弱い力で丁寧に。
落とすと破損の原因になるので、洗面器に水をはってその上で洗いましょう。
また60℃以上のお湯は入れ歯が変形することもあるので、熱いお湯は使わないように!
④入れ歯洗浄剤を併用するとさらに効果的
入れ歯には目に見えない小さな穴があり、そこに汚れや細菌が入り込み、
取れない汚れやヌメリとなります。
入れ歯専用の洗浄剤を1日1回使用することをお勧めします。