部分入れ歯の痛みには新しい「ノンクラスプタイプ やわらかい入れ歯」をお勧めします
皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
患者さんの口の中を診ていると特に下顎によく見られますが、
小臼歯の裏側(舌側)に大きさはゴマくらいの大きさから、2~3センチ位の大きさの球状のふくらみ
を認められます。
コレは「骨隆起」といって、骨の表面から外側に向かって骨が増殖したもので、
発生原因はまだ明らかになっていませんが、遺伝や力の関連性が指摘されています。
中には歯のくいしばりや歯ぎしりで骨隆起が成長して大きくなることもあり、
患者さんによっては「悪い病気ではないか」と心配されて来院される方もいらっしゃいますが、
そのような心配はご無用です。
しかし入れ歯を入れるとなると非常に厄介なことになります。
つまり入れ歯が骨隆起の上からあたり、噛むことによって痛くなるのです。
骨隆起も形や大きさも様々で、顎に4~6個ほど出来ることもあり、入れ歯が動くと歯ぐきの部分が
すれてきます。
出来れば外科的に切除をお勧めしますが、やはり皆さん良い顔はされません。
特に高齢者の方は血液サラサラの薬や骨粗しょう症の薬を飲まれていることが多いために、
簡単に話が進みません
そのような時に「やわらかい入れ歯」をお勧めします。
入れ歯の中にやわらかいバイオシリコーン加工をして、骨隆起にかかる咬合力を緩衝して、
痛みなく食事が取れるようになります。
また部分入れ歯の方には金属床義歯にやわらかい入れ歯加工を施すことで、
痛みなくさらに薄く丈夫で快適な入れ歯が出来上がります。
入れ歯の痛みは食事が取れない以外にその方の人生も暗くしてしまいます。
どうかお困りの方はいつでもご相談ください。
ご連絡をお待ちしております。