牡丹・芍薬のきれいな組み立て方と和風モダンな作画作り
中国・四国・九州『 押し花アート展 2024 』
中国地方・四国地方・九州地方でご活躍の押し花インストラクター・押し花プレッサー資格をお持ちの方々とサロン所属の受講生様の押し花額の作品展。今回で第6回目を迎えます、2024年度は岡山県にて開催。押し花インストラクター部門とその受講生部門に分かれて、天神山文化プラザの1階・地下1階の2会場を押し花の魅力たっぷりに展示させて頂きました。現在、これだけの作品を一度にご覧いただける展示会は開催されておらず、改めて押し花アートの魅力を感じて頂ける会場となりました。ご参加頂きました皆様方、本当にありがとうございました。
今回の会場作りも、せとうち押花会のインストラクターが中心となり、それぞれたくさんのお花や植物を持ちより装飾。生花がより押し花の魅力を引き立ててくれました。お庭や山に生えているどこにでもある植物も、その一つ一つが、飾り方でこんなに魅力的になるのね。と植物を愛する方々から感動のお言葉が聞こえてきました。
花とともに
2024年、今年のテーマは『 花とともに 』ふしぎな花倶楽部が創立して、今年で32年。押し花をはじめられて、花とともに過ごす時間は30年以上という方も少なくはないはず。これだけの年月、やはり続けてこられる魅力の一つは、誰もが愛するお花や植物を自然のまま残せるという事。昔、押し花のイメージは子どもの頃、本の間に挟んで楽しんだ『押し花』。しかし日が経つと茶色く変色してしまいがっかりした事も…それが真空状態に密封することで、お花本来の色が長い期間楽しめるようになりました。
押し花アート コンクール受賞作品
今年は、252名の方がエントリーして下さり、コンクールも開催。ふしぎな花倶楽部の本部講師により厳選な審査の結果、大賞を始め様々な賞が選ばれました。今年は、インストラクター部門では大賞・岡山県知事賞・岡山市長賞等、その他多くの賞をせとうち押花会の先生方が受賞して下さいました。
花の力~コンクリートに生きる~
大賞を受賞された『花の力~コンクリートに生きる~』では、コンクリートの隙間に咲いた力強いお花を表現。コンクリートの割れ目も植物で表現。その隙間に咲いた可愛いお花。決して華美ではなく、しかし弱々しくもない、そんなお花を表現したかったとの事。シクラメンの花びらで表現された、どことなく謙虚でもあり、そして可愛くて凛々しいお花。現在、様々な事が日々ある中で、力強く生きるお花を表現されたこの作品は、観る方の心に染み込む作品だと思います。又、その他の受賞作品も受賞されなかった方の作品も一つ一つ思い入れがあり、とても刺激いっぱいの会場となりました。
授賞式を開催
最終日は、天神山文化プラザホールにて授賞式を開催。本部講師からの受賞されました作品一つ一つの総評はとても分かりやすく、大変為になるお話を聞かせて頂き、さらにより深く作品を見る機会を頂きました。又、遠方にも関わらず鹿児島県や熊本県、福岡県や大分県、高知県や山口県、愛媛県や広島県、香川県や鳥取県等等…たくさんの方々がご参列頂きましてありがとうございました。
大切な世界にたった一つのお預かりした作品を無事に返却できるまでが、我々の大切な役割だと思っております。ご参加頂きました皆様方、手元に作品が戻るまで、もうしばらくお待ちください。スタッフ一同心を込めて、返却させていただきます。
この度はご協力いただきまして、本当にありがとうございました。
会期
■開催日 2024年10月2日(水)-6日(日)
■開催時間 9:30-17:00 ※最終日16:00まで
■入場無料
■会場 岡山県天神山文化プラザ
第1展示室・第2展示室
※表彰式:10/6 13:00より1階ホールにて開催
岡山市北区天神町8-54
(岡山県立美術館となり)
(TEL:086-226-5005)
■主催 中国四国九州押花アート展実行委員会
つくし押花倶楽部・長崎つばさ押花会・雅押花の会・大分豊後梅押花会・薩摩押花倶楽部・沖縄ガイヤ押花会・松山すみれ会・高知県押花倶楽部・徳島コスモス会・カトレア押花会・ひろしまもみじ押花会・福山ばら押花会・さくら押花クラブ・せとうち押花会
■後援:岡山県・岡山市・岡山教育委員会・岡山市教育委員会・公益財団法人日本手芸普及協会
NHK岡山放送局・OHK岡山放送・RSK山陽放送・TSCテレビせとうち・KSB瀬戸内海放送・RNC西日本放送・山陽新聞社・朝日新聞岡山総局・FM岡山・FMくらしき・レディモモ
■協力:株式会社日本ヴォーグ社・ふしぎな花倶楽部
【 押し花 】とは…
みなさまの押し花に対するイメージは、どのようなものですか?昔からある、新聞紙や電話帳にはさんで作る押し花を思い描いている方もいると思います。しかし近年の押し花技術は、目をみはるほど素晴らしい進歩を遂げています。乾燥技術や保存技術はもちろん、押し花を作るための道具についても格段に進歩しています。化学の力を応用し、簡単に押し花ができるようになり、さらに押し花の持つ美しさをそのままに、押し花の楽しさを追求できるようになりました。いまや押し花は、絵画の域にも達しているばかりでなく、さまざまな表現方法が可能になってきているのです。
せとうち花倶楽部では、ふしぎな花倶楽部の教材を使用、独自の乾燥マットを用する事で、『空気』『湿気』『紫外線』に対処、姿形だけでなく、色も永く楽しむことができるようになりました。『お花を育てる』『お花を採集する』『押し花を作る』『押し花を集める』『押し花の絵を作る』自分の好きな時に好きなだけ楽しむことができるのも特徴です。技術の発達で、お花だけではなく、『やさい』『くだもの』も押し花にできるようになってます。押し花の手作りは、『アクセサリー』『インテリア額』『小物の飾りつけ』などでも楽しむことが出来ます。特に、誕生花や記念のお花をモチーフに・・・贈りものとしてもいいですよね。乾燥技術や保存技術の進歩により、手軽に美しい押し花ができ、その美しさは長く楽しんでいただけます。
お問い合わせは…
せとうち花倶楽部(TEL:086-242-6116)まで