変動金利で「返済額が変わらないから安心」は本当?
住宅ローンにまとめるという選択肢
岡山市で「住宅ローン借り換えの窓口カリサポ」を運営している倉元健志です。
「住宅ローンに加えて車のローンもあり、毎月の支払いが重たい」
「リフォームローンの返済が始まって、家計に余裕がなくなった」
このようなご相談では、住宅ローンの借り換えにあわせて、ほかの借入れをまとめる「おまとめ」をご提案することがあります。今回は、その考え方と注意点をお伝えします。
1.借入れには「条件の良い借金」と「条件の厳しい借金」があります
住宅ローンは、ほかのローンと比べると次のような特徴があります。
- 金利が比較的低い
- 返済期間を長く設定できる
- 多くの場合、団信(団体信用生命保険)が付いている
一方、車のローンやリフォームローン、教育ローンなどは、住宅ローンより金利が高く、返済期間が短いものが多く、団信も付いていないのが一般的です。
条件の厳しい借入れを、条件の良い住宅ローンにまとめることで、毎月の返済を整理できる可能性があります。
2.まとめると、月々はどう変わるのか
【試算例(モデルケース)】
- 住宅ローン:残高2,000万円・残り20年・金利1.5% → 月々 約96,500円
- 車のローン:残高200万円・残り5年・金利3.0% → 月々 約35,900円 合計 月々 約132,400円
- 借り換えでまとめた場合:2,200万円・20年・金利1.1% → 月々 約102,200円→ 月々 約3万円の差
ただし、車のローンの部分だけを見ると、5年で返す予定だったものを20年かけて返すことになるため、その部分の利息の総額は増えることがあります。また、借り換えには諸費用がかかります。
月々の負担を軽くすることを優先するか、総額を優先するかで判断が変わりますので、両方の数字を見てから決めることが大切です。
※上記は計算上の一例です。実際の金利・返済額は金融機関の審査結果により異なります。
3.まとめられるかどうかは、金融機関によって異なります
リフォームローンなど住宅に関わる借入れは、借り換えの際にまとめることを検討しやすい一方、車のローンなどは金融機関によって対応が分かれます。フラット35のように、住宅以外の借入れをまとめられない商品もあります。
どの借入れを、どの金融機関でまとめられるかは、事前に確認が必要です。
4.年収に対する返済の割合にも上限があります
住宅ローンの審査では、年収に対する年間返済額の割合(返済比率)が確認されます。たとえばフラット35では、年収400万円未満で30%以下、400万円以上で35%以下が基準です。民間の金融機関でも、それぞれ基準が設けられています。
まとめる借入れを含めてこの範囲に収まるかどうかで、まとめられる金額が変わります。
5.浮いた分の使い方まで考えておきましょう
おまとめで月々に余裕ができたら、その一部を貯蓄や積み立てに回しておくと、将来の教育費や修繕費への備えになります。月々を下げて終わりではなく、浮いた分をどう使うかまで考えておくことをおすすめします。
なお、金利が上がると返済が厳しくなるような、ぎりぎりの返済計画の方には、借入れを増やす提案はおすすめしていません。まとめた後の家計に余裕があるかどうかも、あわせて確認します。
まとめ
ほかの借入れを住宅ローンにまとめることで、毎月の返済が軽くなる可能性があります。一方で、総額が増える部分があること、まとめられる借入れが金融機関によって異なることも知っておく必要があります。
金利や審査結果は金融機関の判断により異なり、借り換えできない場合もあります。
カリサポでは、住宅ローンとほかの借入れの残高・金利・残り期間をお伺いしたうえで、まとめた場合とまとめない場合を並べてご説明しています。各ローンの返済予定表をご用意のうえ、ご相談ください。
住宅ローン借り換えの窓口カリサポ
住宅ローン借り換えコンサルタント 倉元健志
所在地:岡山県岡山市北区平野976-1
営業時間:10:00~18:00(完全予約制)/定休日:水曜
ホームページ:https://www.karikae-madoguchi.com/
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