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工藤博文プロは山陽新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

食えねぇものは食えねぇって…

工藤博文

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テーマ:牛の部位について

レバーは店側でどうにもできない

友人:ココのレバーは他と違うから食べてみ?
後輩:えー?本当ですか?(食いたくねぇな…)

以前、焼き肉屋に行った時の出来事。
レバー好きの友人とレバーが苦手なその友人の後輩とのやりとり。

友人:まぁいいから、食ってみなよ。
後輩:(ホンマ 嫌だな…。)じゃ、じゃぁ…。。
















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横で傍観していた俺。
どんな結果が待ち受けているかは、誰もが分かってるはず。

苦手な食べ物やどうしても受け入れられないものは無理。
それをゴリ押しするのは、もうハラスメント以外なんでもない。

「この店の○○は、ちょっと違うぞ!」


レバー以外の食材でもよくこのフレーズを言ってくるヤツがいるけど、九分九厘、他と一緒な(笑)

その昔、俺がその後輩と同じ目に遭ったのがカリフラワー。

忘れもせんw

あ、カリフラワーの悪口を言ってるんじゃなく、あくまで俺が苦手なだけですから。

それは、シチューに入ってて、どうしても「イヤじゃ!」とは言えない人からの勧めで口に入れた。
吐き出したかったけど、もうひきつった顔して食べてたと思う。

昔、テレビ番組であったとんねるずの『食わず嫌い王決定戦』でパントマイムを演じるあの出演者と同じ。

気持ち分っかるわ~と思いましたもん。

喋れない。苦手なものを咀嚼する時って…。
カリフラワーのあのモシャモシャとする独特な食感と言うか、食べ応え…。

一つは食べたけど、残りはそいつの目を盗んで紙ナプキンに包み、闇に葬り去ってやったわい。

レバーに話を戻す。

そのレバーを食べた後輩は、我慢できずにホントに吐き出した。

それを勧めた友人は、悪気はなかったとは思う。
けれど、その焼き肉屋の常連なのか、はたまたその店がお気に入りなのかは知らないけど、レバーはどこで食べても変わりはしない。
と、強く言っておく。

あくまで、肉やタレが”他の店とは違う”のは分かる。
けど、レバーは違わない!

ビーフにA5やB2などのランク、タレに甘い、辛いの違いはある。
かと言って、レバーに違いはない。

そもそも肉は、肉質を良くしようとして肥育者が牛肉を仕上げる。
タレだってそう、甘いタレをつくるのも辛いタレを作るのも店主の意向だ。

レバーは、そんな思いでは作っていない。
そもそも、あくまで副産物的な商品である。

残念だが、これが現実なんだ、先輩!

「この店の○○は、ちょっと違うぞ!」と言ってくるヤツ。

今後、こういう場面に出くわしたならば、しっかりお断りするようにしよう。
それでも勧めてくるようなら「すみません、アレルギーが…」とか言ってその場をしのげ!

それでも勧めてくるようであれば、今後人間関係を切っても問題ないだろう。
だって、アレルギーを勧めてくる人ですよ?
他の人からも煙たがれているに違いない。



モシャモシャ…

この何とも言えない食感。

カリフラワー。

名前は可愛いのだけれどね…(笑)



ウデの脱骨動画をアップしたぞ!

これでビーフマニアだな。

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工藤博文
専門家

工藤博文(食肉加工業)

ビーフプレイス株式会社

HACCP認証取得の工場で徹底した安全管理のもと、オーダーに合わせて食肉をカット。各地の有名スーパーマーケットを始め、大手コンビニチェーンの惣菜の牛肉加工も担う。従業員のワークライフバランスも推進。

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