外薗理佐プロのご紹介
組織や人の「変化」を促すコーチングで、誰もが輝ける社会へ(3/3)
会社員を経て、コーチングを勉強。一人一人が夢をかなえるお手伝いを
長年勤めた会社を退職してコーチングを学び、2021年に「ゆめ叶COACHING」を設立。「ゆめ叶」の名前には、それぞれの夢をかなえるお手伝いをしたいという思いが込められています。
「私自身、長い間やりたいことが分からなかったんです。何となく理系の大学に進んで、そのまま研究職に就いたものの、向いていないと感じて経営企画などに転身。そこでの仕事が楽しくて、人と関わることが好きだと気付いて今につながりました。やりたいことが見つからないという人も、自分自身と向き合い、なりたい未来を描けるようサポートします」
外薗さんが掲げるビジョンは、「『誰もがイキイキと輝ける社会』につながる人づくり」。組織づくりにも注目したのは、会社員として女性が働く不自由さを実感したからでした。
「当時、女性は結婚や出産を機に退職する人が大半でしたが、私は仕事を続けたいと思っていました。社内で数人しか実績のない育児休暇を取得し、復帰して間もなく、息子が入院することに。一時は退職も考えましたが、介護休暇制度を利用でき、周囲のサポートのおかげで何とか続けられました。それでも、母親が仕事と育児を両立する大変さが身にしみ、誰もが働きやすい環境を整えたいと思うようになりました」
今後は、個人の意識だけでなく、組織全体の変革を促す、経営層に向けたエグゼクティブコーチングにも力を入れたいと話す外薗さん。組織や個人の「変わりたい」を後押しします。
(取材年月:2023年9月)
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