光触媒ってなんだろう?
光触媒って、ウィルス、雑菌、消臭、空気浄化以外にも汚れを雨水でセルフクリーニングする効果もあるんです。
今回ご紹介する案件は、フェリーの操舵室の窓ガラスのコーティングです。
海の上を日々運行するフェリーはすごい量の潮水を浴び、乾くとガラスの表面が潮で白くなりメンテナンスもかなりこまめにしないと、固まってとりずらくなります。
そこで、光触媒の登場ですが室内に活用するだけではなく、外部にも効果を発揮するのです。
光触媒は、超親水性と言って物質の表面に付いた水が玉のような水滴にならずに薄く広がって水の膜をつくる状態を言います。
この特性が汚れを洗い流す効果を生むのです。
かんたん言うと、窓ガラスに油分が付着していると水が小さな球状になります←これ撥水です。
窓ガラスに油分も汚れもない場合水かけたらダラ~っと水が表面に広がります←これ親水です。
光触媒の特性でもある超親水性をいかして、ガラスに付着した汚れが雨降ったり、水をかけたりすると汚れが洗い流されるのです。
話題にはなっていませんが、都市圏などの超高層ビルの窓ガラスなどには、メンテナンスフリーの光触媒がコーティングされていることが多いのです。
過酷な条件の海上を航行するフェリーのガラスでもコーティング剤が剥がれず、セルフクリーニングの効果が出ていますね。
一般住宅のガラス、マンション、ショールームのガラスにも光触媒ハンノウコートがメンテナンスフリーで活用できます。