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光触媒ってなんだろう?

2021年1月15日 公開 / 2021年1月16日更新

テーマ:光触媒ってなんだろう?

コラムカテゴリ:くらし

コラムキーワード: 感染症対策

光触媒と一言で言っても、何?それ?って思う方もいられると思います。

光触媒は、光触媒は太陽や蛍光灯などの光が当たると、その表面で強力な酸化力が生まれ、接触してくる有機化合物や細菌などの有害物質を除去することができる環境浄化材料です。
簡単に言うと、例えば太陽光パネルに太陽の光があたると、不思議と電力が出来きるのと同じで
光触媒に光が当たると、活性酸素が発生しウィルスや、雑菌を不活化したり、消臭、防汚と様々な効果を発揮します。

この効果は一度コーティングすると半永久的に持続し光がある限り反応し続けます。
ハンノウコートとは、光触媒の商品名で優れた性能を持つ商品名になっています。
光触媒ハンノウコートは、赤外線に近い光の波長570nmまで反応しますので、蛍光灯やLED照明
ブラックライトなど広範囲に、反応してウィルスなど不活化します。

たとえば、インフルエンザに感染している人がゴッホンとくしゃみをするとその飛沫が空気中を漂い壁や床、などに付着すると接触反応でウィルスの核のまわりにある細胞膜を分解してくんです。
細胞膜が分解されるとそのウィルスは活動ができなくなり不活化していくわけです。
そして、すごいのは死骸が残るのではなく、水と炭酸ガスになり空気中に蒸発してしまうことです。やっぱり光触媒ってすごい技術ですね。

人が触る物すべてにコーティングができ感染症や消臭などに役立っています。


酸化分解反応

酸化分解反応

この記事を書いたプロ

吉松敏博

人々の快適で安心な暮らしを生涯応援するプロ

吉松敏博(有限会社 ビューコーポレーション)

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