【シリーズ:画家にできること☆番外編☆】恋叶トンネルアート・大分芸短大編

昨日2月10日、ななせアートスタジオ(大分市野津原)でのラスト制作『地域と生きる壁画』が完成しました!
当日は、壁画アート体験&お披露目会ということで、
地域の方々や、野津原小学校の子たちにご協力頂き、
壁画の周りの額縁部分の模様を手形で彩って頂き、無事に完成となりました!
壁画の解説
今回は、野津原地域にある参勤交代の石畳をモチーフとして、アトリエ利用のアーティスト5名で、地域の方々から頂いたアイデアを元に、各パートに分け、それぞれ描きました。
僕が描いたのは、中心から右上にかけて、この地域にある大分市唯一の滝「鈴ヶ滝」と地域の伝説として残る「尾が切れた龍」を進化させた虹の龍を描きました。
そして、今回もすごい巡り合わせがたくさんありました。
鈴ヶ滝の取材の時に、以前からお世話になっている滝に面した土地を持たれている竹山さんのところにお伺いしたところ、竹山さんは10年前に4歳の息子さんのカズサトくんを交通事故で亡くされているのですが、
その子が、辰年生まれということもあり、お仏壇にはたくさんの龍が飾られていました。
元々、今回龍を描き、背中に人を乗せる予定だったのでまさかのシンクロに驚き、これは、、彼を描かないといけないのではないかと、直感で感じ、今回の形となりました。
数年前に、野津原公民館に僕が龍を描いた時も、竹山さんは不思議なご縁も感じていたそうで、龍とカズサトくんをここで描くことになったのは必然だったのか、と思わされています。
僕も亡くなる前にカズサトくんには会っていたので、当時のことは今でも鮮明に覚えていて、とても悲しく辛い別れで、ずっと何かできたら、、と思っていたので、ようやく形にできたと、、本当に嬉しくなりました。
そして、まさかのまさか、
今日が彼の誕生日ということも、今日のイベント終了時にご両親から教えて頂き、本当にまさかの偶然に驚かされるばかりでした。。
カズサトくんも生きていれば、この小学校に通っていたそうなので、こうして形にできて本当に良かったと思いました。
今回、参加してくれた小学生の中に、カズサトくんの妹ちゃんも参加してくれてて、そこも本当に感慨深いものもありました。
今回もそうですが、数年前の野津原公民館の龍を描く時ににも、龍にまつわる色んな不思議な出来事がたくさんありましたが、もしかするとカズサトくんのイタズラだった??なんて、思ったり、、ここで色んなことが繋がって来たりして、僕の中では色々腑に落ちることがたくさんありました。
イベントでは、まず小学生が葉っぱを模した手形をつけてくれて、その後、地域の方々、校長先生、市役所の方々も皆さん参加してくれて、みんなが童心に帰って、楽しそうにしてくれた様子が本当に幸せに感じました。


最後には小学生が「ありがとうの花」という歌を歌ってくれて、
一年かけてやってきたこのプロジェクトがようやく完成となり、色々なことを思い出し、本当に感動しました。
アートの力、壁画の力、ここにあり!!
と、自分としても本当に20年やってきて、掴んできたものを繋ぎ合わせることができた、、と大きな手応えを感じました。
無いなら作ればいい
壁画を通じて、たくさんのご縁が繋がり、広がっていく。。
色んなお祭りもありますが、こうした取り組みも
過疎化対策、地域おこしとして、とても効果があるのではないかと思いますし、そうなることを祈るばかりです。
「無いなら作れば良い。」
元々は何もなかった壁。
みんなで協力したら、
たくさんの物語が生まれた。
地域の魅力も繋がりも、人の賑わいも、
なんなら平和だって、無いなら作ればいい。
そんな言葉が最近、あらためて頭の中に浮かんできます。
それがアーティストとしてできることだと確信しています。
本当に勉強になりました。
参加者の皆様、関係者の皆様に心から感謝です!
ありがとうございました!
3月7日には、こちらで開催されるイベント『アート学校』にて、一般公開され、更に壁画を進化させる参加型ワークショップも開催予定です!
是非、こちらもお楽しみに!
また壁画やワークショップなどのご依頼お待ちしております。
▼今回の経緯
https://mbp-japan.com/oita/yoshiga/column/5212645/



