大分県立芸術文化短期大学アナウンス講座♪最後の授業
高校放送部の指導を始めたのは、娘が放送部に入ったからです。
と言っても、私自身も舞鶴高校の放送部でしたが。。。
とにかく、娘を指導すると同時に、意欲的な人にアドバイスを始めました。
もう15年前です。
これをきっかけに、希望する生徒への指導や
県高校放送部会に強化練習会(全国大会や九州大会へ行く生徒が対象)の
指導を依頼されたりで、15年間お付き合いをしています。
先生方ともお友達のようなお付き合いになりました。
しかし今回は、初めての依頼。
農業高校の研究発表で県大会を勝ち抜き
来月行われる福岡大会に行く皆さんへの研修会に行ってきました。
農業や福祉に関して、研究、体験実習し、その経過や成果を発表するというもの。
その内容は、非常に興味深いもので、農業高校のイメージがぐっと変わりました。
農業は、地球に直結する問題を常に考え、実感している分野で
彼らは、高校生ではありますが、しっかりと地球環境や地域環境と向き合っていました。
その意味で、すでに専門家だと感じました。
私自身がそうだったように、なんとなく「高校生」をしていた
普通科と違い、非常に実質的で、専門的なことを有意義に学んでいるようです。
日本の農業は明るい!!頼もしい気持ちになりました。
が、内容は先生方にお任せするとして、
私の専門、伝え方です。
彼らはシャイなせいか・・・一様に覇気が足りません。
足りないわけではないかもしれませんが、
覇気がないように感じられる・・・「感じられる」それがすべてです。
若いうちは「見かけなんか関係ない!」なんて思いがちですが
見かけは第一印象に大きく影響を及ぼす大事な第一歩。
しゃきしゃきと動く。爽やかな返事ができる。
それだけで、評価の基本点が上がります。
コンテストや順番をつける「大会」で勝ちたいなら
『第一声や第一歩で差をつけろ!』です。
90分の出会いの中では、なかなか伝えられませんでしたが・・・
8月の福岡大会の次は、長野の全国大会とか。
因みに、高校放送部も今週NHK放送コンクール全国大会です。
頑張れ!高校生諸君。
今やらねばならぬことをきちんとやる。
自分が納得できれば、悔いはないでしょう?
だから、小さいことからきちんとやってみよう!
『勝負の神さまは細部に宿る』 by 岡田武史