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諌山正典プロのご紹介
患者一人ひとりと向き合い丁寧で質の高い歯科医療を提供(2/3)
不思議な巡り合わせがくれた開院のチャンス
諫山さんは北九州市出身。九州歯科大学を卒業後、京都の歯科医院に勤務しました。そこで先輩医師について修業するつもりが、諸事情でいきなり小児科の主力歯科医に抜擢されます。慣れない子どもの扱いや慌ただしい現場の切り盛りは、経験の浅い新米医師にとって過酷な課題でした。憔悴しきった諫山さんは、一旦地元へ戻ることを決意。北九州市の開業医のもとで再び働き始めました。歯科医になって1年目の時、当時独自の理念で歯科業界に新しい風を送りこんでいた岡本浩医師と出会います。この出会いが、後に自費診療専門の歯科医院を開院する契機となりました。
大分市の歯科医院に移り、さらに2年間の修業に励んだ諫山さん。しかし丁寧なカウンセリングや治療よりも「安くてうまくて早い」が求められる保険診療に限界を感じ、29歳の時ストレスで体を壊してしまいます。ちょうどその頃、諫山さんに開業の話が持ちかけられました。岡本医師が自身のクリニック開院を目前に亡くなっていたため、その後を引き継がないかという話でした。理想の治療スペースを確保するため一軒家での自費診療専門歯科医院の開業を夢見ていた岡本医師は、ビルのテナントで営んでいた医院を他の医師に譲り準備を進めていたのです。設備もスタッフもすべて完璧にそろっていたにも関わらず、医師だけが不在の歯科医院。後任として白羽の矢が立ったのが諫山さんでした。
「お話をいただいた時は戸惑いました。開業するなら地元の方が有利ですし、ましてや自費診療専門という特殊な形態。どう考えてもリスクが大きいですから」。熟慮を重ねて出した答えは、このチャンスへの挑戦でした。「同じく歯科医師の妻が背中を押してくれたんです。人脈も資金もない私がここで結果を残すことで、歯科医療に携わる後輩たちに希望を与えられたら、という思いもありました」。
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