歯科医院のミーティングでチームワークのセミナーを行いました。
これから記憶はいらなくなる?
スマホの進化はすごいですね?記憶しなくてもお店なども検索できますし、25年前であれば
お店を予約するには本を調べたり、電話帳でみたり。電話番号をメモしていたり。
それに比べてみると今はsiriに(iPhoneの場合)聞いたらすぐに教えてもらえます。
AIが進む中、記憶は外部にしていくという考えもあると思います。
確かにこれからは記憶することより、検索することが重要であるということも言われています。
私は、確かにそれもあるとは思いますが、それではいけない部分もあると思います。
今私が感じる理由は2つ。
1つ目 記憶しなくなるということは脳の2大機能を使わなくなるこということです。
筋肉と同じで脳は使わないと衰えます。これから脳で記憶しなくても良いと感じるとどうなるか?
それは、どんどん脳を使うことが減ってくるということなのです。使わないと
認知症などの発生率も増えてくる可能性もありえます。これから10年後。
高齢化によって認知症の人が増えてくる。ということも言われています。
人生の多くを培っているのは記憶と言われています。その記憶することがなくなる。
記憶がなくなると自分が誰であるかもわからなくなってくる。
また、認知症が進むと、介護する人への負担は増えます。そして介護する人が足りなくなっていきます。
ただでさえ人手が足りない。これに拍車をかけてはいけません。
認知症の進行を少しでも進めないようにするためにも脳を使うことが大切です。
これを予防するためにはこれから10年間の取り組みが本当に大切だと思っています。
私にできることは限られています。しかし私ができることをしていかないといけない。
と本当に思っています。自分だけが記憶の仕組みを知っていても意味がないのです。
一人でも多くの方に知ってもらいたい。そして自治体や、介護現場、教育現場、などにしっかりと
お伝えしたいと本当に心から思っています。
2つ目はコミュニケーションの中には記憶が必要です。
相手のことを知る、理解するときには、記憶することが必要です。コニュニケーションは生きています。
そこで外部の記憶に頼ることはできません。瞬間の出来事です。相手の名前を覚える。
相手とのコミュニケーションを覚えることには、記憶がととても左右されます。
これを覚えないということは円滑なコミュニケーションが生まれません。
もちろんコミュニケーションの重要性を知っていただくことも大切です。
今回は、記憶とコミュニケーションの2つの視点から大人のコミュニケーションセミナーを
12月14日の夜大分で開催します。
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