仏発のElastiband®を取り入れたトレーニングなど、ピラティスで心身をリフレッシュ（3/3）

自分のための時間を大切にして笑顔で過ごせるよう、産後ピラティスにも注力

　「今後は産後ピラティスにも力を入れていくつもりです。出産で広がった骨盤をそのままにしておくと、体形や姿勢の崩れ、尿漏れなどのデリケートなお悩みにもつながります。産後はゆがみを整えるチャンスですので、医師の許可が下りたら、無理のない範囲でできるだけ早く取り組むことをおすすめします」

　お金も時間も子ども優先になりやすい子育て期間中、「週に1回1時間だけでも自分のために時間を使ってほしい」と立川さんは呼び掛けます。
　「お母さんの笑顔はお子さんにも伝わりますし、体を動かすことでストレス発散にもなります。気力・体力がいり大変な時期だからこそ、ご自身を労わり、英気を養ってほしいですね」

　ゆくゆくは、リラクゼーションや食事などさまざまな専門性を備えた人が集い、サービスを求めている人に提供できる場をつくっていきたいと未来図を描きます。
　「多様なスキルに触れることで、やりたいことが見つかる人や新たな気づきやヒントを得る人が増えたらと考えています」

　「kiki-88」の雰囲気を知ってもらうため、年に2回、レッスンを受けている人以外も参加できる食事会を開催するなど、交流の輪を広げています。
　「生徒さんには普段から、疲れた時はお休みし、頑張りすぎずぼちぼちでやっていきましょうとお伝えしています。ピラティスを通して体を動かす楽しさを知り、運動を生活の一部にして、心も体もすっきりと笑顔多き日々を過ごす方が増えることを願っています」

（取材年月：2024年4月）

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⇒フランス発祥のElastiband®を取り入れたレッスン