可処分時間を把握すると仕事が進む
時間の長さは価値に変わります。
それには習慣化が必要です。
ところが・・・
- 夕食後についついアイスクリームを食べてしまう
- 寝室にスマホを持ち込んで寝る直前まで見ている
- 優先順位を考えずに片っ端から仕事をする
といった好ましくない行動は簡単に習慣化されてしまいます。
狙った行動を習慣にするにはチェックリストが最適。
一連の手順を書き出し、行動リストを作ります。
最初は見ながら行動していても、
そのうち自然と身体が動いていくようになります。
それが習慣です。言い換えるとルーティンです。
事例として私が朝、職場に着いて仕事を始める前のルーティンを紹介します。
・ 窓を開け、空気を入れ替える
・ 机とPCを拭き掃除する
・ シュレッダーのゴミを袋に移す
・ カバンの中身を整理する
・ 財布を整理する
・ 名刺を整理する
・ ビジョンとスケジュールを確認する
ここまで10分程度で終わります。
整理が苦手な私は、以前は領収書を溜め込み、財布がパンパンに膨れていました。
確定申告が近づいてくると慌てて整理をするので
毎年のように大変な想いをしていました。
そこでルーティンに組み込みます。
領収書を財布から取り出し、私用の購入分は捨て、
事業用の領収書に何に使ったのかを記載、
袋に入れてスタッフに渡し、
経理システムに入力してもらうようにしたら
確定申告で困ることは無くなりました。
名刺の整理も同様です。
撮影してアプリに登録、
現物の名刺には交換した日のスタンプを押し、
名刺入れに新しい名刺を入れます。
後は時系列順にゴムで縛って保管するだけ。
これでいつでも検索できますし、
肝心な時に名刺が切れたというような
恥ずかしい想いをすることは無くなりました。
ルーティンとは儀式です。苦手とか面倒といった気持ちがそこには入りません。
朝のルーティンは仕事に向かう気持ちも整えられ、
イチイチ考えずに苦手な行動も処理されていくので、
意志の力を本当に大切なことに使うこともできます。
その他にも、起床後、帰宅後、就寝前、
週末、月末、年末などでのルーティンも決めています。
考えて行動すると道は拓けるというわけです。
