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永遠の旅立ち 義母を見送る

白石洋一

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テーマ:雑記

腎盂癌を罹患していた義母が一月前頃から尿に潜血が混ざり始めて頻尿や残尿感に苦しみ始めてました。
暫く妻が自宅で排尿後の処置やシャワーの介助をやっておりましたが、残尿感が酷くて睡眠が出来ない状況になりました。
以前から掛かりつけていた大在の大分医療センターに入院する運びへ。
モルヒネよりも強い鎮痛薬を点滴で数日間投入しその後は睡眠剤を含んだ点滴を続けていました。
口から食物を摂取することは出来ないままです。
毎日妻が面会に通っていたので、出かける支度をしてる時に「呼吸が止まった」と連絡がありました。


義母の母、私にとっては義祖母は、敬虔なクリスチャンでしたので義祖母の葬儀は舞鶴町にある教会の牧師様にお願いして
教会の場所を借りた、私が今まで経験した事の無い形式の葬送の会でした。
火葬場ではお経では無く讃美歌を合唱して点火のボタンを義母が押したのです。
既に他界している、義父と義理の妹、つまり義母の娘さんの葬儀は直接の接点が無くなってた教会の牧師様にご無理を聞いて頂き
お見送りのお手伝いして頂きました。

義祖母は、腸の破裂で大きな手術の後、「胃ろう」等の処置をして10年以上植物人間の様な状態で生命維持を受けてました。
その状況を見てきたので、義母の病状によってはその様な処置を実施する事には疑問を感じていたのです。
私も大分医療センターに何度も訪れては眠り続ける義母の小さくなった姿を見ながら、長引かないで欲しいと願うのでした。
認知症かなり進んだ状態での無益な生命維持には賛成できなかったのです。
潔い最期となった義母。
実に聡明で人間的にも人格も尊敬していた義母らしいと思うのです。

認知症を発症してから十数年。
大分市内の私の家に引き取ってからは、妻が本当によく面倒を看てきたと思います。
躁鬱病の酷い時期もあり、入退院を繰り返しては病院通いをする。
一時期は夜中に家の鍵を開けて徘徊し、探し回った事も。
妻の献身的なお世話には頭が下がる思いです。実際に血縁が無い母を実に良く面倒を見てたと私は思います。
祖母と妻と三人でアチコチの安温泉宿やらに数えきれない程宿泊して回って、義母は家では食べられないご飯をしっかりと食べていました。
茶色く濁った温泉や、無色透明な温泉、硫黄臭い温泉やら、あちこっちの温泉には気持ち良く浸かっていたそうです。
恐らく、いつ何処に、どんな宿だったとかは全く記憶には残って無かったとは思います。

義母の葬儀は、私と妻と一人娘とその夫と4人で執り行いました。
葬儀自体も無く葬儀屋さんの遺体安置部屋でこじんまりと葬送の支度をして火葬場に回り最後の最後のお別れをして妻が緑色のボタンを押しました。
昨年まで二年間、白石の菩提寺の荻町馬場の「妙雲寺」の総代の世話役をやってました。
お寺には私の祖父母が準備した先祖からのお墓を墓仕舞いして、共同納骨堂があり母も父も叔母もお骨を安置しています。
義母も私の家族です、一緒に安置しようと思っています。

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専門家

白石洋一(システム開発)

株式会社アクセプトワークス

中小企業向けに、開発費用負担を抑えつつ、導入先の要望に合わせてカスタマイズしたシステムを提供。Excelを利用した開発を得意とし、既存環境でも使えるシンプルなシステムで中小企業のIT化を支援します。

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