家は周囲への影響と住む人の品格を表すもの
いくら気に入って永く住みたくなる家でも、途中で息絶えたのでは元も子もありません。長年の間には、地震や台風に遭遇することも覚悟しなければなりません。
その試練に耐える丈夫さが必要です。
家は生きものなので、初期の頃は丈夫でも年月を経ることによって、劣化や損傷で一気に寿命の縮むことがあります。
家の丈夫さの元は骨組みです。
太い骨は細い骨より丈夫であるのは当然です。
が、骨組みの方法が理に叶っていなければ、見かけだけで長続きはしません。
丈夫さ強さを金具や合板に頼る現代風の組み方は、当初は良いのですが数十年先を考えると疑問です。
健康体で生まれた家であっても、途中で思わぬ病気に掛かることがあります。
木の家の健康を害する大敵は湿気です。
木は植物ですから湿気があれば腐るので、密閉状態の環境は禁物です。
特に土台部分の湿気対策が重要です。
高断熱や高気密も結構ですが、余程の注意をしないと本末転倒になりかねません。
更に湿気とも関連しますが、シロアリ等の虫害も危険です。
これはガン細胞に取り付かれたようなもので、早期発見が必要です。
詳しくはホームページ「あがの家・創生プロジェクト」をご覧ください。