日本の金利はいつ上がるのでしょう？あなたの住宅ローン返済は大丈夫？

2022年12月17日

コラムカテゴリ：お金・保険

住宅ローンの金利は低いほうがお得ですが…

世界中の金利が上がっているのに
日本の金利はまだ上がらないみたいです。
円安の原因にもなっています。

人生で大きなお買い物といわれている
住宅購入ですが
ローンを組んでいる人は
変動金利が全体の7割です。
今は変動金利のほうが固定金利より
金利が低いです。
だから変動のほうが人気です。

金利が低ければ
毎月の返済額も少なく組めるし
ちょっと高い住宅も
購入できてしまいます。
今後金利が上昇したら？
返済額は今より多くなりそう。
ただルールとして返済額の上げ幅は
決まっています。
あまりに大きいと返せませんよね。
足りない分はローン期間満了の時
まとめて返してね、ということ。

お金を貸す審査も
緩くなっているのでしょうか。
毎月の貯蓄がままならない人も
簡単にローンが組めている感じがします。
住宅ローン残高は今年の6月末で220兆円。
10年間で40兆円増え、過去最大です。

アメリカの住宅ローンも増えているようですが
アメリカは日本と逆で固定金利が主流とのこと。
ものすごく違うのは住宅の資産価値。
アメリカので中古住宅は購入した時より
高値で売れるという。
アメリカの住宅市場は80％が中古。

日本の住宅は購入後から資産価値が下がります。
土地が上がればよいですが
ほとんどが難しいです。
もし途中で住宅ローンが返せなくなったら？
住宅を売っても返済しきれない借金だけが
残ります。

現在家計が大変な方は
住宅ローンの返済額が少しでも上がると
返済が難しくなるのではと心配です。
また変動金利上昇でとりあえずなんとか
返済してきても
元本が大きく残っていると
ローン期間終了後に怖いです。

住宅購入は夢があるし、購入後も
ローンを返済するためにがんばれるはず。
ただ何かのアクシデントで
上手く家計が回らなくなると
将来に大きく影響します。

過大なローンを組まない。
家計のやりくりをきちんとする。
お金の常識、貯蓄力、投資力を身につける。
日本が不安定な時は
個人の努力が大事です。

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