みんな長生きだから介護が心配。あなたの親は大丈夫？

2022年10月21日

コラムカテゴリ：お金・保険

コラムキーワード：ファイナンシャルプランナー相談、ライフプラン　相談

元気で長生きできて家族の笑顔がずっと見えれば幸せです！

最近、日本が弱くなったって
感じます。
先の大戦で負けた日本。
たくさんの働き盛りの男性も
戦争でずいぶん亡くなり人口も減ったはず。
そこからの高度経済成長を経て
GDP世界第2位まで上り詰めました。

今は少子高齢化で国の稼ぎ力もなく
借金も減りません。
金利も上げることができず
お給料も増えません。
円安の進行も仕方ないかと思います。

子どもが生まれず、お年寄りの数が
どんどん増え、このままでは
人口減少が加速しそうです。
税収も増えません。
どんどん国力が弱くなっていきそう。
国の年金や保険制度も今まで通りで
維持できるのでしょうか？
難しそうな気がします。

近年の政府は、国民に
自分たちの将来は自助努力しなさい、
と言っています。
将来の資産を若いうちからコツコツ準備してと。
だからNISAやiDeCoができたのでしょう。
自分で資産形成できないと将来は大変です。

現在はみんな長生きですが、
健康で長生きかというとそうでもなく
介護で長生きの方も多いです。
介護の期間は平均で5年です。
平均だからもっと長い人も多いです。
身体も大変ですが、お金もかかります。
元気な方だって老後、年金だけで生きられないと
不安を感じています。
介護になったら働くこともできず
いろんな費用がかかります。
もっと深刻です。

今は晩婚晩産、親が40、50歳で
生まれる方も珍しくないです。
その親に介護の心配が出てくるとき
子どもはいくつでしょう？
せめて学校を卒業して社会人に
なっていてほしいです。
順調に育ち、独立して結婚、子どもが生まれ
家族への責任が重い時
親の介護が発生したらどうしますか？

離職しますか？親に介護のお金がなければ
援助しますか？
親不孝と思われるかもしれませんが
絶対してはいけません。
親の介護資金としては間に合うかもしれませんが
自分の人生が立ち行かなくなります。
余程お金の余裕がある場合を除いて
きちんと割り切りましょう。
仕事も辞めてはいけません。
簡単に再就職はできません。

人生は自分のためのもの。
家族は愛すべき存在ですが
自分を犠牲にしてはいけません。
子どものことが可愛い親なら
老後のお金、介護のお金は自分で準備します。
わたしもそのつもりです。
過度に子どもを頼るのはいけません。
人生お金だけではないですが
お金のことで家族が
離散することもあるのです。

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