5年に1度の財政検証が発表になりましたが、私たちの老後はどうなるのでしょうか？

将来のことは自分で準備しないとダメな時代になりました…

5年に1度の公的年金の
定期健診結果、財政検証が
先日やっと発表されました。
あの老後2000万円不足問題の最中
いつもは公表される
時期だったかと思いますが
ずいぶんお待たせでした。

結果は予想通り
厳しいものでした。
みなさんも「老後2000万円」で
すでにざわついていたので
今回は冷静だなって感じ。

所得代替え率も
厳しかったです。
所得代替え率とは
現役世代の手取りに対して
世帯年金額がどのくらいかということ。
今の給付水準は62％くらい。
政府の目標は50％以上です。

今後の経済成長率がよければ
50％位を維持できそうですが
一番成長率が良いシナリオでも
給付水準が今より16％下がります。
成長率横ばいと仮定して3割弱低下、
マイナス成長では年金積立金が枯渇して
給付水準は4割以上低下です。

成長率がゼロと仮定した場合
今の65歳と同水準の年金を
受給できるには何歳まで働くか？
今、50歳の方は66歳まで
20歳の方では68歳まで働くということ。

次のこれから5年後は
もっと悪い数字が
並んでいるような気がします。
若い人が少なくて
高齢者が多くなり
もう保険料だけでは
支えられなくなりますね。

元気で長生きして
生涯現役でできるだけ長く働き
公的年金に全部頼らなくていいような
自分年金を作ります。
若い人たちは時間という武器があります。
きちんとつみたて投資をして
資産を増やすことをお勧めします。

人生100年、まだまだ先は長いです。
投資の知識をきちんと身につけ
まずはつみたて投資をスタートしましょう。

新潟のFP石井順子
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