公的年金の行方、財政検証でわかったこと、そしてやるべきこと…

2019年10月19日

コラムカテゴリ：お金・保険

オリンピックが終わるとそうとう悪い気がします…

引き続き財政検証の話です。
わかっているけれど
公的年金は先細りです。
いろんなパターンで
計算されているけれど
今と比べてどうかといえば
経済が順調に推移したとしても
減る試算だし
すごく低迷だと
やっぱりすごく減る感じです。

どちらにしろ年金だけでは
足りないということ。
今、公的年金をもらっている人たちも
将来的には減らされてくるでしょう。
対策を考えている人たちは
どのくらいいるのだろう。

100年安心といわれた
年金プランが
つい先日のような気がします。
なぜ安心じゃなくなったんでしょう。
少子化に歯止めが
かからないということも
あるんでしょう。
働く女性が安心して
出産、子育てできる環境が
まだまだ整っていないんでしょう。
世の中がもう少し変われば
出生率も回復するのでしょうか。
そうすれば明るい未来でしょうか。

現実的には
私のところに相談に来られる方で
目先の貯蓄が全然できないとか
生活に余裕がないとかで
先のことを準備するなんて無理
とおっしゃる方も少なくないです。

相談に来られる方は
改善のきっかけがつかめますが
そこまでに至らない方たちは
心配です。
先日の老後2000万円不足問題で
政府の方たちが
怒っていたのを思い出しますが
今回の発表で
もう少し国民に
将来資金の自助努力を
きちんと働きかけるべきではと思います。
先々大変だということを、今隠していて
どうもこうもならなくなって言われるのは
嫌だなぁ。

今できること
・元気で長く働く
（働ける場所の確保）
・長期つみたて投資
将来は
・公的年金の受給時期を遅らせる
（年金額を増やせます）

がんばっているうちに
状況が変化して
子どもがたくさん生まれるようになって
人口が増加してくれば
若い人たちが高齢になるまでには
豊かな日本に回復するでしょうか。
ぜひ明るい未来になってほしいです。

新潟のFP石井順子
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