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石井順子

金融機関20年の経験からアドバイスするお金のプロ

石井順子(いしいじゅんこ) / ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャル・プランナー 石井順子

コラム

シニア単身女性の貧困原因は賃金格差かもしれません!

2017年4月4日

コラムカテゴリ:お金・保険

対策は老後が近くなってからでは遅い!

国の調査で
フルタイムで働く女性の
平均賃金が月額244,600円と
過去最高になったそうです。
ここ30年くらいは
ずっと女性の賃金は上昇しています。
一方男性は横ばい。
10年前で比べると
女性は2万円以上増えていますが
男性は2000円くらい減っています。

30年ほど前女性の賃金は
男性の6割ほどでしたが
今は7割を超しています。
男女間の賃金格差は
縮まりつつあります。
ヨーロッパの国では
男女の賃金格差は
数%しかなく
男女同一賃金になるには
まだまだ先は長そうです。

労働力不足で
女性の採用が進み
管理職に就く女性も増えたので
賃金は増加していると思われます。

働く女性の6割が
最初の出産で離職しているとのこと。
残念です。
まずここで男性との賃金格差のきっかけが
発生しているのではと思われます。
仕事はやり続けてこそ
キャリアが生まれます。
そのキャリアに対しての対価が
賃金です。
一度離職して家庭に入れば
男性より賃金が少なくなるのは
仕方ありません。

しかし仕事を優先すれば
子どもは生まれないということ。
それでは国が滅びます。
問題を解決できるよう
離職しなくても子育てができるよう
国や企業に対策を求めます。
ぜひ真剣に取り組んでいただきたい。

現在男性の7割ほどの水準の
女性の賃金が
将来の貧困につながっているような気がします。
都市部では目立たないかもしれませんが
地方に行くと
シニア単身女性の貧困問題が
目につくようです。
元気で働き続けることができればいいのですが
体を壊して病院のお世話になるとき
お金の部分で深刻な問題となります。

女性の単身世帯は
男性に比べて
消費にまわす割合が
可処分所得の9割近くと多いので
日本経済には有利です。
男性は6割ほどと3割の違い。
貯蓄や運用は
大丈夫かなと気になります。

ただでさえ、専業主婦なら
正社員より公的年金はずっと少ないです。
生涯収入で換算すると
十分の一です。

子育てや家事で頑張っている女性が
ご主人が亡くなった後
介護になったりして
貧困に陥るのは防ぎたいもの。
この部分は子どもたちにも影響します。

国にはなかなか頼れません。
現役のうちに
しっかりと将来の資産形成を
していかなければなりません。

新潟のFP石井順子
 お問い合わせは 
 電話 090-1404-7204
 ホームページ  http://fpjun.on.omisenomikata.jp/

老後が不安な人
FP石井順子に聞いてみて!
https://mbp-japan.com/niigata/fpjun/inquiry/personal/

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