女性は子育てと仕事の両立ができるのでしょうか？

2016年8月16日

コラムカテゴリ：お金・保険

少子高齢化是正ということで
国を挙げての婚活や育児の支援が
期待されています。
子どもが生まれないということは
労働力にとって深刻な問題です。

早期の改善は望めないと思われる中
女性やシニアの労働力が
必要とされています。
ただ、女性が働く環境は
まだまだ厳しいようです。

私もそうですが
結婚、妊娠、出産となると
今までどおりバリバリ働くというのは
なかなか難しいです。
私自身は結婚、出産等で
3年くらい、時間短縮勤務を
選択していました。
その後フルタイムでの勤務ができたのも
実家の支援があったおかげです。

子育て真っ盛りの主婦の方たちが
フルタイムで仕事ができるかどうかですが
現実は厳しいです。
子どもがいる世帯でのアンケートは
母親が育児に専念したい理想は
末子が1歳までです。
母乳で育てるのであれば
それが普通だと思います。

フルタイムへの就業は
子どもの手が離れる中学や高校卒業時が
理想のようですが
そこまでのブランクがあると再就職は厳しくなります。

理想の就職先が見つからないこと
見つかったとしても
選抜で落とされてしまうなど
簡単ではありません。

子育て中は母親が家庭にいることが
いいんだという日本古来の
子育て神話があるかもしれません。
働いているお母さんの
子育てがおろそかということもないですし
母親べったりの過保護や過干渉はよくないです。
子どもの自立を促し
自分で考える力を付けることが大時。
親があまりかまいすぎることは
マイナスだと思います。

ちなみにオリンピックメダリスト
体操の白井選手のお家は
両親共働きで忙しく
健三くんはほったらかし状態。
その中であんなにすごい選手に成長しました。
良い子は放っておいても育つもの。

子どもがしっかり育つには
友達の影響が大きいと最近聞きました。
子育ての環境って大事ですね。

大変な問題が多いかもしれませんが
子どもは介護と違い
日々成長し、その分楽になります。
落ち込むことなく子育てしてほしいです。

新潟のFP石井順子
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