働くシニアと女性の活躍で日本経済は支えられるか！

2016年8月9日

コラムカテゴリ：お金・保険

コラムキーワード：退職　手続き、退職金制度　導入

2015年の国勢調査の結果が出ました。
年齢の構成ですが
65歳以上が26.7％と
過去最高です。
15歳未満は12.７％で減少
初めて全国の都道府県で
シニアが子どもの割合を
上回っています。
高齢化は加速しています。

働く人に関しては
労働力人口は減少しており
6075万人です。
65歳以上の就業者は
758万人で
10年前より3割近く増えています。

シニアと女性を合計すると
全体の5割以上になります。
労働力が減少している中
介護や福祉では人手が足りなく
女性やシニアが活躍しているようです。

女性の就労に関しては
25歳から29歳が80.9％ですが
30代は72.4％に落ち
40代からはまた上昇していきます。
結婚や子育てで離職することが
顕著です。

保育園を整備すること
企業に努力を求めるなど
女性が働き続けられる環境を
早急に整備してほしいです。
少子化の改善にもなります。

非正規雇用も多いですが
男性18％に対し
女性が54％。
なんと女性の半分以上が
非正規という立場が悲しいです。

最近は結婚しない方も多いです。
男性は非正規だと結婚が難しくなります。
独身女性の非正規も深刻です。
老後ももちろんですが
毎日の生活も苦しいはず。
スタイルが良すぎるほど
痩せている女性をよく見かけますが
収入が少なくて
十分栄養を取れないとか
バイトかけもちのダブルワークで
食事や休養の時間が
取れないということも多いようです。

私も独立後、事情があって
自営業での収入が
一時期途絶えたことがあります。
ほんの半年ほどですが
ダブルワークでしのぎました。
収入的にはとてもつらかったです。
非正規は不安定です。
具合が悪くても休みにくく
退職金もほとんどないです。

非正規で頑張っている方は
正社員に上がることができれば
そのほうが絶対いいです。
チャンスがあれば
逃してはだめ！

新潟のFP石井順子
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