営業する前に答えが出ている
最近の若いやつは、言われたことができていない。
ところが、その該当者に言わせると、指示されたことはきっちりとしていますという回答が帰ってきます。
例えば「お客様のところへ、展示会の案内をすること」と指示されて、
お客様に、電話連絡を済ませました。
結果として、来店したお客様は3名であり、目標は20名であったとした場合、
担当者に、きちんと連絡が出来ていないと、当然上司は怒ります。
担当者からは、言われた通りすべてのお客様に連絡を入れました。
それどころか、出欠の確認までしました。
その結果が、3名と言うことですから、私は指示通り以上の仕事をしています。
実は、目的が違っていますよね。
あくまでも、営業という観点から見ると電話をかけても、何も利益は発生しません。
企業として、利益を発生させるためには、展示会への来店、そして、その先に契約があり、
初めて利益が発生するわけですから、ゴール設定はそこです。
ところが、指示は、電話をすることでした。
上司からすれば、契約がゴールと言うのは当たり前。
担当者からすれば、聞いていないから解らない。
実は、ここに学習の意味という存在があります。
学習することの目的を、そして意味を深く考えることができるようになることで、
目的検索が変化していきます。
ここで、仕事のできないやつというラベルを張ってしまうことで、思考が止まります。
思考が止まると、その先は存在しなくなります。
一旦ラベルをはがして、起きた事実に対する思考をしてみましょう。
実は、この考え方を学ぶということも学習となります。
学習は、歩き続ける限り、存在するということです。
『コンテキストフレーム』(アメブロ)
そして、ストーリーで学ぶという話に続きました。
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