NLP 基礎講座 ④
脳の7つの癖、振り返りの5日目、今日は権威性です。
漢字から見て、イメージはもう涌いていますよね。
人は権力に弱いということです。
それは、脳も同じだということです。
例えば、大学教授が、この事象はAであると説明します。
そして、そこにいた肩書のないおじさんが、この事象はBであると説明します。
あなたはどちらを信用しますか。
先日のドラマ「日本沈没」でも、肩書のある学会理事の説明を信じて、
日本沈没を解いた、民間の学者をキチガイ呼ばわりしました。
まさしく、権威性というものが発生しています。
ドラマを違和感なく見れるのは、実はあなたの脳も同じだと感じて居るからです。
そりゃ、そうだよなと、ドラマなので日本は沈没するのだけどねと。
だから、人は資格を取得しようと考えます。
ただし、資格=技術、知識ではないと言うことも事実です。
母親は、自動車運転免許大型Ⅱ種持っていますが、運転はできません。
整備士の2級資格もありますが、経験から知識はあっても整備はできません。
というように、権威=根拠とはならないのですが、脳は一般化をして、権威を信用します。
権威性のもう一つの特徴は、周辺知識があるのだから、元の知識はもっとすごいと感じるところです。
自動車整備で言えば、整備士が自動車保険に詳しいというと、保険(周辺知識)に詳しいのだから
整備にも詳しいのは当然だと考えます。
これも権威性の一つの癖です。
(ただし、現在自動車保険は、整備と共に2つの柱ですけれど)
販売しているものの知識は当然必要ですけれど、それだけでは営業としてまだ必要なものがあるということです。
住宅販売をして、住宅に詳しいのは当然ですが、家具や電化製品にも詳しいとなればどうでしょう。
イメージしてください。
住宅の説明しかしない担当者と住宅以外にテレビやエアコン、ソファなどのデザインなど
広範囲に説明してくれる担当者のどちらから住宅を購入したと思いますか。
『あの人の声には影響力がある』(アメブロ)
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