熱意あるサポートで幸せな結婚を願う男女を成婚に導く（3/3）

少子化に歯止めをかけるべく、人を愛する喜び、素晴らしさ伝え続けたい

　奈良の県民性は、一言で言えば「古風」だそう。地元志向が強く、県民同士での結婚を望む人が多いのだとか。
　「ただ高齢化が進み若年層が減っている昨今は、県内にこだわらず、関西、西日本、全国と範囲を広げてお相手を探すこともおすすめします」と藤原さん。少子化に歯止めをかけたいとの思いから、2016年に結婚相談所を始めました。

　「出生数は年々減り続け、2022年にはついに初の80万人割れとなりました。少子化対策には生まれた子どもへの支援も大切ですが、それ以前に婚活への支援も重要だと感じています」

　厚生労働省の意識調査によると、独身でいる理由として、結婚資金が足りない、相手が見つからないといった回答がある一方、仕事などに打ち込みたい、自由さや気楽さを失いたくないといった声もあります。
　藤原さんは「純粋に人を愛する喜び、素晴らしさを伝え続けることが大事だと思います。結婚はその延長線上にありますから」と力を込めます。

　婚活ランチも開催。コロナ禍では控えていた婚活パーティーや婚活グランピングなども検討しています。

　「不安や戸惑いなどどんなことでも相談してください。特に離婚歴があると、ご自身で『結婚に向いていない』と思い込んでしまっている方がいらっしゃいます。年齢の近いお相手とうまくいかなかった方が、少し年の離れた方とゴールインし、幸せに暮らしているケースもあります。婚活のプロと一緒に良い出会いを紡ぎましょう」とメッセージを送ります。

（取材年月：2023年3月）

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