狭小敷地に建つスキップフロアの家
米軍向け賃貸共同住宅の新築です。
1階にガレージ、2階にLDK、3階に寝室を配置したメゾネットタイプで、5室の構成となっています。
単身用のため上下の騒音対策は不要です。2階3階の床下地を合板張りとすることで、脚・身体に優しい仕様に出来ました。
前面北側に7mの道路、加えて東側に4m未満の側道。
角地で建ぺい率は有利になりますが、東側斜線制限は不利になります。
今回は、前面道路のただし書きを適用すると、東側もクリア出来ました。
計画時点で法規の知識が不足していると、誤った方向に進んでしまいます。
計画が建築の成否を分ける、好例となりました。
アイアンをポイントに。
階段と手すりを鉄骨とし見出し仕上げにしました。
アイアンを上手く使うことで、スッキリと開放的な仕上げとなりました。
1階から3階に続く階段は、意匠面で大きなウェイトを占めます。
黒仕上げとすることで、キリッとしたイメージとなります。
また、踏面は木製として安全面にも配慮しました。
施工事例集をご覧下さい。
オリジナリティーあふれる、ガレージハウスの新築