教育を受ける権利 ~これからの教育を考える~
今日は切実な思いを書いてみます。
その思いとは、ずばり「教育の在り方」です。
以前も教育とは子どもの可能性を引き出すものであるということに触れましたが、果たして今の教育がそうである!と
言い切れるのでしょうか?
毎年、増え続ける不登校児童・・・
なくならないイジメ問題・・・
これらは教育の在り方のゆがみだと考えています。
本来は教育とは学習指導要領の総則において、こう書かれています。
「・・・・児童の人間として調和のとれた育成を目指し・・・」とあります。 学校での生活や教科での学びは
人間として調和のとれた育成
を目的としなければいけないということです。
しかしどこかで、いい点数を取ることが目的となり、先生のいうことをちゃんと聞いて行動することが目的となってはいないでしょうか?
教師自身、先生自身が自分の価値観や「できる、できない」で子どものことを見ていないでしょうか?
また「言うことを聞く、言うことを聞かない」で子どものこどを見ていないでしょうか?
調和とは、「自分らしさ」をちゃんと自分で自覚し、他者と折り合いをつけ関係性を保ちながら生きていくことを指すのだと思います。
私たち保育者もそうですが、子どものことを「〇〇だから」という目で見ず、「この子の気持ちはどうなんだろう」という心の耳で受け止め続けていきたいと感じます。
不登校、いじめ・・・ このような時代にこそ、心から教育者・保育者を目指す人材が必要です。
そのような人材に巡り合うことこそ、子どもの人生に大きな影響を与えてくれることでしょう。
私自身もそのような人材になれるよう、日々努力を続けていきたいと思います。