子どもの未来を守るシリーズ ~学校へいく理由~
様々なことを抱えている子どもたちに対して、言葉をかける時は
細心の配慮をして、言葉を選ぶ必要があります。
例えば「がんばれ!」と言った言葉が、「どうせ、頑張ってないと思ってるんだろ!」とマイナスに捉えられるかもしれません・・・
掛けた言葉の思いと、言葉の伝わり方が異なることもあります。
そんな多感な時期には、こんな言葉をかけるといいかもしれません。それは・・・
「・・・・」
という言葉です。
言葉としては、何も言わず、子どもの言葉を受信することだけに全集中します。 様子を伺い、何かの言葉をかけてくれた瞬間に全力を尽くします、同じ話題や今、少しでも興味を持っていること、何でもいいんです。
大事なのは、子どもからの言葉の発信を、「私はちゃんと受け止めるよ」という安心感を感じてもらうことです。
「・・・・」
、この何も言わない言葉には、多くの思いが込められているのだと思います。
つまり、言う!伝える!よりも、
聞く、聴くこと
が、子どもたちには、必要だということです。
子どもの声にちゃんと耳を傾けていますか、聴いていますか?
親として、保育者として、教育者として問い続けていきたい自問自答です。