音楽の教育的要素
本日は、正道会のブログより引用します。
保育という仕事をどのように捉えているかは、様々ですが、こんなに素敵でありながら、また目立たない側面もあります。
(引用)
小さなことですが・・・
私たちの目によく映るものは、意識していることです。
例えば4輪駆動の車がほしいと思っていると、なぜかこう感じます。「最近、4輪駆動の車が増えてきたぞ、アウトドアブームだからかな」と・・・
意識してことを見付けようとする傾向があるということです。子どもたちの興味や関心もそうです。
車が好きな子は、「あれは、〇〇」「あれは△△」と好きだからこそ、意識しているからこそ、見つける(気づく)ことができます。
しかし様々な気づきがほしい保育環境の中では、こんな仕掛けも出てきます!
園にある「きせつコーナー」には、植えたジャガイモの「植える前と植えた後」の違い
ネギを植えた後の成長(調理室からもらったのかな?)
朝顔の種の成長など、またジップロックで育てているというところが手軽で、面白いですね。
私がここに気付いたきっかけは、今日の食事の時に一人の女の子が「パパ(冗談でよく呼んでくれるんです)、ちょっと来て!こっちに来て!」と手を繋いで案内してくれました。
自分たちの発見、喜びを伝えたかったのでしょうか?
一緒に見ていると、本当にわくわくの気づき、発見が溢れている素敵な場所でした!
この場所を魅力的に感じ、案内してくれる子どもがいるには、理由があります。
それは、この場所を魅力的に思い、形にしてくれる保育者の存在です。
ここまで作るには、様々な声掛け、動機付け、活動、準備、見守りがあったはずです。
ここに至るまでの時間も、本当に有意義な時間だったと想像できます。
これからも楽しみです。
というように、保育は何かをさせることではなく、
子どもたちのやってみたいを形にしたり、
子どもたちのできないを、陰ながらサポートしたり、でも自分でやっているような達成感は忘れずに声掛けしたり、
またできる限り、いろんな季節に応じた、また発達に応じた刺激的な環境を一緒に整えたり、仕掛けたり・・・
簡単にいうと、子どもたちの「笑顔」を引き出すことが仕事でもあります。
今日、案内してくれた子も目を輝かせて、案内してくれました。こんな笑顔を引き出すために、日々保育者は今日も環境を整え続けていくのでした。
それが「笑顔」になるのであれば、今日も全力で取り組んでいるのが、
保育者
でもあります。