WBC番外編 ~ワクワクが日本を救う~
遊び、また教育を考えていくと、最終的にはこんなことを考えてしまいます。
何で勉強しないといけないの?
この問いは非常に難しいですね。
ただ乳幼児期の学び、つまり遊びの段階においては、「なぜ?」という問いは起こりにくいと思います。 それは遊びは主体的な活動であり、自発的なものであるからです。
では勉強となると、どうしても教授法(教えてもらう方法)であったり、自分のペースで進めなかったり・・・
つまりそのような受動的な学習の姿勢が、「なぜ?」という疑問をもたせるのだと考えます。
そこで私は、学習や勉強をこう捉えています。
生きていく上で直面する様々な課題を、解決する術を持つために
教育、学習がある!
いい点を取るとか、成績で上げるとか、いい学校に進学するとかではなく、生きていく上での「問題解決能力を育むんだ」ということです。
では遊びの中で、始めることができる教育は・・・
〇好きな遊びの邪魔をしない
⇒自分で選んで夢中で遊んでいる時こそ、集中力や想像力が育まれている状態です。あまり声をかけすぎず、じっくり見守りましょう。声掛けが必要な時は、こどもからの「質問」の時だけです。
〇子どものやりたいと尊重する
⇒1つの遊びをしていても、どこかで飽きてきます。その時は、その遊びでの学びや気づきが一段落ついた時です。また別の遊びを見つけて、やりだしたら、出来る限りでいいです。選んだ遊びができるように整えていきましょう。
〇できる限り、一人での遊びに加え、様々な年齢のお友達との関わりを持ちましょう。
⇒一人での遊びも大切ですが、一人で気づき、学んでいくことには限界があります。そんな時は、地域の公園や交流センターなどに出向き、いろんな子どもたちと関わりを持ちましょう。
そうすることで、いろんな遊びへの理解の幅が広がり、いい意味で様々な課題にぶつかります。
壁にぶつかりながら、子どもたちは成長していくんです。それこそ問題解決能力が最大限に育まれます。
少し要約すると、教育の原点は、
遊びから育まれる好奇心、探求心である
と言えますよね。
遊び込みましょう、そうすることで子どもたちが受ける初等教育のベースはちゃんとできますので!