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松尾肇浩プロは長崎文化放送が厳正なる審査をした登録専門家です

教育の意味 ~問題解決能力~

松尾肇浩

松尾肇浩

テーマ:#乳児保育 #幼児教育

遊び、また教育を考えていくと、最終的にはこんなことを考えてしまいます。

何で勉強しないといけないの?


この問いは非常に難しいですね。

ただ乳幼児期の学び、つまり遊びの段階においては、「なぜ?」という問いは起こりにくいと思います。 それは遊びは主体的な活動であり、自発的なものであるからです。

では勉強となると、どうしても教授法(教えてもらう方法)であったり、自分のペースで進めなかったり・・・

つまりそのような受動的な学習の姿勢が、「なぜ?」という疑問をもたせるのだと考えます。

そこで私は、学習や勉強をこう捉えています。
生きていく上で直面する様々な課題を、解決する術を持つために
教育、学習がある!

いい点を取るとか、成績で上げるとか、いい学校に進学するとかではなく、生きていく上での「問題解決能力を育むんだ」ということです。

では遊びの中で、始めることができる教育は・・・

〇好きな遊びの邪魔をしない
⇒自分で選んで夢中で遊んでいる時こそ、集中力や想像力が育まれている状態です。あまり声をかけすぎず、じっくり見守りましょう。声掛けが必要な時は、こどもからの「質問」の時だけです。
〇子どものやりたいと尊重する
⇒1つの遊びをしていても、どこかで飽きてきます。その時は、その遊びでの学びや気づきが一段落ついた時です。また別の遊びを見つけて、やりだしたら、出来る限りでいいです。選んだ遊びができるように整えていきましょう。
〇できる限り、一人での遊びに加え、様々な年齢のお友達との関わりを持ちましょう。
⇒一人での遊びも大切ですが、一人で気づき、学んでいくことには限界があります。そんな時は、地域の公園や交流センターなどに出向き、いろんな子どもたちと関わりを持ちましょう。
そうすることで、いろんな遊びへの理解の幅が広がり、いい意味で様々な課題にぶつかります。
壁にぶつかりながら、子どもたちは成長していくんです。それこそ問題解決能力が最大限に育まれます。

少し要約すると、教育の原点は、

遊びから育まれる好奇心、探求心である

と言えますよね。

遊び込みましょう、そうすることで子どもたちが受ける初等教育のベースはちゃんとできますので!

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松尾肇浩
専門家

松尾肇浩(保育施設の運営)

社会福祉法人 正道会

保育園の運営に加え、学童保育や子育て支援施設などの事業も展開し、多種多様な人の居場所づくりに力を入れる。子どもを取り巻く環境が変化する中、ICTなどを取り入れて時代に合わせた保育のアプローチも追求。

松尾肇浩プロは長崎文化放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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