簡単な言葉から見える心の在り方
子どもを知る一番の方法は・・・
表情、つまり「笑顔であるかどうか」です。
私たち人間の視覚には、大きくいうと「見えるもの」「見えない」という分け方があります。
「表情は見える」
「心は見えない」という捉え方が一般論です。
でも果たしてそうでしょうか?
確かに「心」は形がないものです、でも「心」を中心として
そこから生まれるもの(表出するもの)があるはずです!
それが、表情です。
人間の脳は、うれしい感情をそのままダイレクトに表情として出すことが通常です。(時に例外、又は大人のテクニックで心は悲しくても、表情をコントロールすることも可能です・・)
だとすると、子どもの頃は心=表情として捉えることができます。
笑顔であるかどうか?
活き活きとした表情であるかどうか?
これで子どもを理解することが十分に可能です。でもこれは1つの方法で、これだけでないことは付け加えておきますね。
子どもたちは成長していく中で、親から離れていきます。それが自然です。 とすると今一度、子育て中の方にメッセージを送らせてもらいます。
いつも頼ってくれた時間
いつも甘えて、抱っこを求めてくれた瞬間
いつも「イヤイヤ」をぶつけていた戸惑い
いつも心配させて、ハラハラした不安
いつも食事を一緒に楽しく、ざわざわした中で落ち着かず食べていた時間
ひとりになりたくて、悩んだ時間
いい加減にしてほしくて、離れたいと思った瞬間
これでいいのかと関わりに疑問を持った戸惑い
いつまでも消えることのなかった不安
そんな時間は、本当は「幸せな時間」であり、子育て中でなければ味わうことのできない時間なんです!!
子育て中は、一人でありたいと願いましたが、今は一人でいなくてよかったと感じています。
本当に、子育てしやすい社会、子どもが子どもらしく育つ教育的な仕組みづくりが、これからの日本を決める分岐点であることは間違いないです。
最後に一言!!
豊かな子育てが、人を育て、社会を作る