教育 ~子どもの可能性を引き出す~
数ある仕事の中には、「プロ」「プロフェッショナル」と言われる仕事があります。
意味合いとしては、「職業的、専門的、専門的職業に従事する人」とあります。
またそのような人を「特別な知識や能力を持ち、巧みに遂行する人」とあります。
保育も専門職であるため、プロの職種として位置付けられているわけです。
ここで注目したい点は「特別な知識や能力を持ち・・・」という側面です。 もちろん乳児教育、幼児教育、家庭支援、児童発達など様々な分野の学習を経て、保育者として現場に入るわけです。
しかしここで1つの壁にぶつかることになります。
学習したことは一般論であり、現場の子どもたち一人ひとりにおいてどのようにプロとして対応するか? また保育者同士のチームワークをどう構築するか? また現場で生じる個々の保育士の能力の違いをどうチームとして高めていくか?
これらは経験でもなく、体験でもなく、マネジメントとして捉えられるものの1つだと考えています。
現在、生じる様々な保育者による不適切な保育の現状は、このマネジメント力の欠如から生じている可能性もあるのではないでしょうか?
それではマネジメント力とは、どのようなことを指すのか?
これについては、次回に考えてみたいと思います。