小川充宏プロのご紹介
経営成果につながるISO運用を導き、課題解決を目指す(2/3)
メーカーでの運用改善業務から、メリットに触れる
小川さんがISOに関わったのは、大学卒業後に入社した、長野県にある通信機器・医療機器メーカーでの品質保証業務でした。事務局部門及び内部監査員として、ISO9001、ISO14001、ISO13485(医療機器マネジメント)の運用改善を担当しました。
ISOでは、「計画→実行→評価→改善」のサイクルを回す「PDCA」という手法が重要とされます。メーカーの品質保証では、PDCAを実践しながら、目標達成や再発防止・未然防止、故障解析などに取り組みました。「ISOに触れたことで、仕事の進め方が変わりました。問題が見つかったときに、個人の経験や勘に頼るだけではなく、客観的な事実に基づいて対処することができるなど、メリットを実感しました」と小川さん。
業務への成果を感じたことで、「ISOを生かした仕組みづくりをもっと極めたい」と、ISOの審査機関に所属し、審査員として活動することを決意。メーカーでの経験から、電気・電子機器、金属加工、プラスチック加工などの製造業を得意分野としながら、幅広い業種に対応しました。数々の企業を訪れるうちに、コンサルタントとして関わりたいと考えるようになったそうです。
「審査員の立場では、『もっとこうすればいいのに』という気持ちがあっても、一つ一つの企業に深く入り込み、コンサルティングを行うことはできません。もっと細かい部分までフォローし、課題解決につながる支援をしたいと思いました」。審査する側の目線と、企業内での運用経験を強みに、ISOを活用した組織づくりをサポートします。
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