夏の熱は「上」から来る|屋根裏の断熱リフォームで暑さが変わる理由
「断熱材は入っているはず」が正確とは限らない

「うちは昔に建てたばかりだから断熱はしてある」。そう思っている方でも、建築された時期によって断熱性能には大きな差があります。日本の住宅断熱基準は段階的に改定されてきており、同じ「断熱材あり」でも、現在の快適基準を満たしているかどうかは別の話です。
建てられた時期と断熱の目安

1980年以前の住宅
断熱に関する基準がほぼなかった時代です。壁や天井にまったく断熱材が入っていないか、申し訳程度しか入っていないケースが多く、冬は寒く夏は暑いという状態になりやすいです。
1980〜2000年ごろの住宅
1980年に初めての省エネ基準が設けられました。ただし義務ではなかったため、対応している住宅とそうでない住宅が混在します。断熱材は入っていても薄い、または施工が不十分なことも多く、現在の基準からすると断熱性能は低いことがほとんどです。
2000年以降の住宅
2000年に次世代省エネ基準が策定され、断熱の品質は上がりました。ただし、この基準も義務化されたのは2025年以降のため、20年以上が経過した住宅では経年劣化や当時の施工品質によってばらつきがあります。
築年数だけでは判断できない部分もある
同じ築年数でも、当時の施工の丁寧さ、その後のリフォーム履歴、断熱材の種類によって状態は異なります。また、壁の断熱材がある程度入っていても、屋根裏や床下が手薄なケースもよくあります。
「どこが弱いか」は実際に調べてみないと分からないことが多いです。
リフォームで後から断熱を上げられます

断熱性能は建てた時点で固定されるわけではなく、リフォームで改善できます。特に屋根裏への断熱工事は、押し入れの点検口から施工できるため完全非破壊で行えます。壁の断熱については、リフォームの規模によってやり方が変わりますので、現地を見た上でご提案しています。
「自分の家の断熱状態が気になる」という方は、無料断熱調査でまず現状を確認されることをおすすめします。
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