保険を通して、暮らしや企業経営の「困ったとき」に寄り添う（3/3）

保険に限らず、何でも話せる身近な相談相手を目指す

　市川さんは、もともと半導体を扱う商社で、ルートセールスに従事していました。
　「会社勤めが性に合わないと感じていた頃、〝一国一城の主になれる〟という保険代理店開業のうたい文句に惹かれ、独立を目指しました」

　損害保険会社に研修生として入社し、3年後に独立を果たします。
　「まったくの異業種で、ゼロからのスタートでした。損保と生保の兼営が認められたり、複数社の商品を扱えるようになったり、時代の変化にあわせて商品のラインナップを見極めています。今は、外貨建て保険や変額保険など、資産運用に活用できる保険も取り扱っています」

　市川さんのもとには、「従業員がお金を使いこんだ」「離婚しようか悩んでいる」など、保険にとどまらない悩みが次々寄せられるとか。
　「保険を使うかどうかに関わらず、困ったら真っ先に思い出してもらえたら。私どもが事業を続けられるのは、お客さまの支えがあってこそ。全力で寄り添うのは当然のことです。『あなたに話してよかった』が、何よりうれしい言葉です」

　「お客さま一人一人に幸せな人生を送っていただくことが一番の願い。生きている中ではトラブルや悩みが生まれるので、その解決をお手伝いするのが役目です。保険のことでは経験知を存分に発揮できますが、『こんなことを相談してもいいのかな』と迷うことでも、気軽にお聞かせください」とやさしく呼び掛けます。

（取材年月：2023年12月）

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