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松下重雄プロのご紹介
根羽スギなど地域の自然素材を使い、環境と共生するサスティナブルな家づくり(2/3)
高度経済成長期の東京で修行。信濃の風景を守るため開業し受賞歴も多数
松下さんは、3歳の時に東京から母親の郷里である飯田市に疎開。自然の中で昆虫に夢中になる少年時代を過ごします。
「手先が器用だったことから、高校では建築科を専攻しました。教わった先生も『君は設計に向いている』と、当時はまだ珍しかった東京の設計事務所を勧めてくださいました。結局、設計の道へ進んだのはクラスで一人だけでした」
1960年、高校卒業後に上京し、建築設計事務所へ入社。時代は高度経済成長期で、さまざまなプロジェクトに携わる中で、もっと専門性を追求したいと考えるように。事務所を移り大学へ進み、勤めと両立させながら勉学に励みました。
「こうして長い間に都会的なセンスを身に付けたのだろうとよく言われました」
東京での修行を経て、36歳で家族の病気のため帰郷。産業化の波で牧歌的な雰囲気が失われつつあることに驚いた松下さんは、都市と農山村の懸け橋となるべく、1980年に開業しました。
住宅のほか、公共施設、医療・福祉施設などを手掛け、「環境・省エネルギー建築賞」財団理事長賞(2001年度)、「JIA(日本建築家協会)環境建築賞」住宅部門優秀賞(2013年度)、「“信州の木”建築賞」最優秀賞(2016年度)など、受賞も多数。
「『第11回木の建築賞・大賞他(2016年度)根羽村高齢者福祉施設ねばねの里「なごみ」』ではじめて日本一の賞をいただき、村にも恩返しができました」
また日本建築家協会・長野県地域会会長や、長野県住宅審議会会長、信州大学工学部非常勤講師などを歴任。80歳を超えた今も、業界をリードし若手の建築家を育成しつつ現役で住宅などを設計して、感性を磨き続けています。
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