#【相続する土地の境界は明確になっていますか?】 ~その4(終活・相続・家族信託アドバイス)
土地境界が明確に登記さていなかった
ため、子・ 孫の世代になってトラブル~その3
1.はじめに]
このコラムは不動産取引に関した事例で、私がい
ままでのセミナ-で使用した資料の一部を掲載し
ています。
(親が生存しているときに、親が認知症になる前
に家族間で確認し、家族信託の考え方にもとづ
き、土地の境界確認対処を話し合っておけばよ
かった問題です。
先に死にゆく者の終活責任でもあるのです。)
家族と70歳過ぎた自分を守るための 家族信託
2.土地境界問題の原因
家族信託は土地境界の明確化から始めよう!
「~その1、~その2」で説明したような大きな問
題は、なぜ、どこに原因があって生じたのだろう
かと、調べてみました。
その原因の背景には「土地改革・法定の歴史」と
「測量技術の歴史」にあったのではないかと私は
推測しました。
本コラム「~その3」では、原因の一つ「土地改
革・法定の歴史」について説明しましょう。
下記の資料を見ていただきます。
土地改革・法定の歴史
1.土地面積法定の変遷 (概要)
1)土地台帳が登記所で登記簿化され始めたの
は、1947年。
(戦後になってからのこと)
2)正式に登記簿制度が創設され、登記簿と土
地台帳の統一化が始まったのは、1960年。
3)1966年のからメートル法制定により、
「坪 → ㎡」への表記となり、ようやく
地積測量図が登記・保存されるようになっ
た。
4)以上のことから、境界・地積についての問
題があちこちでたくさ ん残され・隠されて
いるであろうと推測されます。
現実としては、次のような時に、この問題
が隠されていたことを初めて知るという方
が多いのが実態です。
(1)相続処理をした時
(2)土地売却をする時
(3)土地面積測量を実施する時
しかも、こうした問題が顕在化したときに
は、とても大きな影響が出てきます。
顕在した問題の多くは、解決するためにと
ても大きな時間と労力と費用を要するとい
うのが、問題をさらに大きく複雑化してく
るのも実態です。
逆に、この問題が隠されていたいたこと
を早めに知った方は、とても幸運だったと
言えるほどに、裏に隠れている問題であり、
知る機会が少ない問題なのです。
(あなたの土地も、上記の例と同じような
状況にないか、一度確認してみてはいか
がでしょうか?)
次回のコラム(「~その4」では、土地面積の誤
差が測量技術の変化からも生じたのではないかと
思われる測量機器等の歴史について記します。
親孝行をする時
もし子がこのコラムを読んでいるのなら、親に対
して
1) 土地境界確認の話を切り出したら、いかがで
しょうか。
2) もしインタ-ネットからサイト検索ができない
ために、このコラムを見ることができない親で
あれば、子がいっしょにサイトを見せるか、サ
イトを読んで説明してあげましょう。
3) そして、この話し合いをきっかけとして、親の
老後の介護に関する家族信託契約へと話し合い
の内容を広げていくことをお勧めしま
す。
親も自分の老後のことは気になっているはずです。
親孝行のチャンスなのです。
70歳以後の老後問題や相続処理・対策に関して、自
分と家族を守るために、家族信託契約はもっとも適
している事前対策だと言われるようになりました。
投資信託とはまったく異なります
家族信託契約について勉強し、自分にとってメリッ
トがあるかどうかを考え、わかりにくい法律等の点
はアドバイスを受けながら相談し、納得してからト
ライしてみることが重要です。
「家族信託」は、証券会社・金融機関・保険会社等
が扱う投資信託とはまったく異なります。
(言葉は似ていますが、まったく違う家族間で取り
交わす信託契約です)
今後も続くコラム
このコラムは今後、報告形式で順次、家族信託契約
に関する具体的事例の説明および解説を加えていき
ます。
(具体的な契約内容事例・メリット・注意すべき事
項等、いろいろな事例を取り上げて、できるだけわ
かりやすく説明します。)
コラムの内容は、私があちこちで実施した、家族信
託の実例に関する無料セミナ-の内容報告でもあり
ます。
次回以後のコラムは、とても広い範囲・とても自由
な契約内容・しかし専門的な知識と感覚が必要とさ
れる「家族信託」に関して、実例・メリット・デメ
リットを、少しづつ順次わかりやすく説明していき
ます。
土地境界確認 → 認知症 → 老後介護 →
相 続(遺産分割・納税対策・節税対策等)→ 遺言
(遺言書作成・遺言書登録・遺言執行 等)→
成 年後見制度 → 事業継承 → 死後のペット飼育
他
無料セミナ-を申し込んで具体例を知る
今後のコラムでの説明・報告はかなり多くの内容と
なりますので、時間(期間)も多くかかります。
もっと早く家族信託についての詳細説明が必要とさ
れる場合は、ご遠慮なくご連絡ください。
このコラムをお気に入りの方は、お友達にも一読を
お勧めしてみてはいかがでしょうか?
家族信託関係(相続・遺言・成年後見等)に関して
さらに詳しい説明・手続き 等を知りたい方や団体
からは、いままで
1)無料で
2)指定された日時・場所に行って
3)セミナ-・説明会の実施
を要請され、対応してきました。
講師は、ツツミ宅建事務所の
1)国交省公認・不動産コンサルティングマスタ-
相続対策専門士
2)相続の窓口公認・相続コンサルタント
の資格所有者:堤守が務めています。
ご遠慮なく、ご連絡ください。
<連絡先>
(有)ツツミ宅建事務所 松本市村井町西1-10-17
TEL 0263-58-7792 FAX 0263-58-9093
mail tutumitakken@gmail.com
lineページ(ツツミ宅建事務所)[/背景黄色]
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<google Map>
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https://mbp-japan.com/nagano/kazokushintaku/access/
個々の家庭・それぞれの人によって、相続・家族信
託の内容・状況は千差万別です。
異なる環境・親族等各種関係・問題点・悩みを親身
になって静かに聴き、語り合い、もっとも適正・適
切な信託内容とすることができれば、安心と喜びは
大きくなります。
<相続の窓口 松本>
https://souzoku-no-madoguchi.com/list/tutumi/
<松本市講師バンク>
https://koushibank.net/2018/08/06/kaigo/
電子書籍・「気になるこんな実態・失敗に学ぶサラ
リ-マンのマイホ-ム取得学・ 心構え・業者対応基
本編」
https://www.amazon.co.jp/-ebook/dp/B00C1KXOEQ