見通し分かれるドル円相場、どうなる?2024年の為替見通し
知らないと後悔する、シニア層のリスク許容度と資産分散
リスク許容度とは:
資産運用をする際に、自分はどの程度の価格変動を許容できるか…すなわち”振れ幅”の度合いを指します
特に心理的な負担が大きい、「値下がり(損失)」をどの程度受け入れられるか?
つまり、投資によって元本が減った場合、どの程度までなら損失を我慢できるかということです
価格変動のある資産運用をするにあたり、各自のリスク許容度を知っておくことは大変重要ですが、実際にどのようなことをチェックするとよいのでしょうか。
- 年齢と取り崩しまで含んだ運用可能期間 → 20代はリスクを取り積極的に、50代以降は安定資産を混ぜる 等
- 投資目的を明確にする → 子どもの教育費、旅行資金、老後資金、相続 等
- 投資資金を使う(取り崩す)時期を決める → 今からどのくらい時間があるのか
- 資産総額はいくらか、余裕資金はどのくらいか → 総資産の中でリスク資産にどのくらいかけるか
- 心理的に耐えられる損失はどのくらいか → 100万円が1年間で80万円に減ってしまったら? 等
- 金融リテラシーはどのくらいか → 投資経験、経済、為替、株価、金利等についての知識関心
などを見ていきます。
予め自身のリスク許容度を知っておくことで、どんな資産配分がよいか、リターンはどのくらい期待できるかはもとより、運用を無理なく、ストレスなく継続いただけるようになります。
ネット上には様々なツールがありますが、ご自身に合うものをいくつか検索し、試してみるのが良いと思います、ご参考までに下記リンクも参照ください。
☆おすすめのリスク許容度診断ツール
野村アセットマネジメント Funds Robo
ただし。
こういった診断ツールやおすすめとして提示されるポートフォリオにも要注意です。
サイトの運営会社が販売しているファンドや、証券会社のサイトの場合はその証券会社が勧めたいファンドしか出てこなかったり、「REIT」や「為替ヘッジあり(なし)」など、ワードの意味を理解しないまま選択してしまうと、”えー! そんなものを選んでいたの!?”と、後で悔やむことにもなりかねません。
また、少ないの投資金額で分散し過ぎることで、運用効率が下がってしまう場合もあります。
”みんながこれを選んでいるなら大丈夫”=【バンドワゴン効果 】
”おすすめされたファンドをそのまま選んでいれば大丈夫”=【デフォルト効果】
私たちは合理的に物事を判断しているようで、実は非合理的な選択をしてしまうもの。
行動経済学を学んでみると、興味深いことがたくさんありますよ。
何かを購入する時、決断する時には、一度はその道のプロにご相談いただくのが安心です。
資産形成、資産運用について学びたいというお声は日々多くいただきますが、個別相談なんて抵抗あるし面倒だ…というあなたには、下記もおすすめのサイトになります。
マイインデックス・投資の勉強
こちらだけでもチェックしてみてください↓
絶対やってはいけない事
マイインデックスのサイトには、資産配分ツールもあるので、こちらで平均リターンとリスクの具体的数字を確認できます。
…と、便利なサイトはたくさんありますが、
”ありすぎてどれがいいか分からない”=【選択のパラドックス】
そんなあなた、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。
大切なお金を守り、育てる…長期資産形成のお役に立てれば幸いです。




