今すぐ対策! 資産防衛努力を怠ってはならない2つの理由
1981年以来、43年ぶりの高水準となった「エンゲル係数」
エンゲル係数とは、家計の総消費支出に占める食料費の割合を示す指標で、一般的にこの値が高いほど、家計が食費に多くの支出を割いていることを意味します。
総務省の家計調査によると、2024年の家計の消費支出に占める「エンゲル係数」は28.3%で、家計に余裕がない可能性が高い世帯が増えています。
外食や高級食材を多く利用することでエンゲル係数が高くなっているとの想定もできますが、世の多くは所得が増えないのに米や野菜などの生鮮食品値上がりが負担が重くなっているのが実態ではないでしょうか。
所得が低いと、収入の大部分を食費に回さざるを得ず、教育や娯楽、ましてやNISA制度を活用した資産形成に割くことができませんし、実際日々の家計相談の中でも、正直、将来に大きな不安を感じざるを得ないケースも増えています。
生きていくために必須である食費の負担が増えれば、いずれかの出費を減らさなければならない、こうなってくると、消費者の購買力が低下し景気も低迷、経済の活力が落ち、私たちの人生の満足度も下がってしまうかもしれません。
エンゲル係数を下げるにはどうしたらいいの
スキルやキャリアアップ、副業や資産形成で収入を上げる努力を怠らないことはもちろんですが、ストレスを感じない程度=日常のちょっとした心がけでエンゲル係数を下げることができます。
ぜひ、実践していきましょう!
・外食、何となくのコンビニ通いを減らす
・食材はなるべくまとめ買い、調理したら冷凍保存=作り置きする
・買った食材をムダにしない
・ペットボトル飲料やカフェで消費するラテマネーを削減、マイボトルに変える
・なるべく間食をしない
食費を削り過ぎると、栄養バランスが崩れたり、付き合いや美味しいものを食す楽しみが減って、人生の満足度が下がる恐れもあります。また、安価な食料を買い求めるために遠方まで出向いたり、安売りの列に並んだりするなど、労力がかかり時間効率も下がってしまいます。
そして、特に若い方に多いのですが、お金を使うことに罪悪感があり、お金を上手に使えない…そんな訴えもよく耳にします。
節約や我慢も適度にしたいもの。時には家族で外食も必要ですし、価値を感じるものにはお金をかけて、そうでない衝動買いや何となく買いは一度立ち止まってから決める…など、皆さんなりのルールを決めて、賢くお金を使い、満足度の高い人生にすべく創意工夫をしていきましょう。
私が皆さんをサポートいたします。