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ライフプランとは…お金というをツール通して人生と向き合うこと
このところ、来年早々に入籍を予定しているカップルからのご相談を受け、コンサルにとりかかっておりました。
現在のお仕事、年収、支出、貯蓄のみならず、過去のご経歴や趣味、価値観などをお聞きしながら、未来に向けた夢や計画などをお聞きしていきます。そこから
家を購入したら?ローンはどう組む?
お子様は何人欲しい?
教育費はどのくらいかかる?
老後のお金は足りるの?
旅行は年に1回は行きたい?
など、人生を想像(=創造案をつくる)していただくのですが、ご相談には必ずお二人で参加され、私を介して様々な考えや価値観を共有いただきました。生まれも育ちも年齢も違う他人同士が出会い、力を合わせてこれから家庭をつくっていく…当たり前のようで大変なことですが、お二人の新たな出発に立ち会えることの大きな幸せを感じ、ライフプランを立てました。
私が最も大好きで得意としている資産形成についても、お二人とも大変熱心に聞かれていましたが、あくまでも資産形成=お金はひとつのツールに過ぎません。
NISAやiDeCoの制度を使って何を買うか?は確かに重要ですが(奥様の方はよく分からず何となく始めてやっているとのことで、ポートフォリオを拝見したらかなりもったいない運用だった)、大切なのではなく、何のために資産形成をするのか、つまり目的と目標です。
それを明確にし、行動にうつしていく…そんな、簡単ではありますがなかなか自分ではできない作業をサポートするのが私たちFPです。
今回のお二人の場合は、家計支出はとてもスリムでしたので、共働きでしっかり収入を得られる今はなるべく多めに資金を育て、
住宅ローン開始からその後の金利変動時の対策
出産後は奥様の収入が減ることが予想されるのでどう準備したらいいか
老後の公的年金不足分の上乗せとしてどの程度の資産形成が必要か
など、目的をしっかり持ち、夫妻の共同作業として実行していく。
できれば資金は目的別に、また短期・中期・長期のスパンを意識してつくっていくと良いと思います。
結論、人生は誰とかかわるか?が大きい
これを実感したのは、日々私自身がお金のプロとして「この人に出会えてよかった、これで安心」と思っていただけるようなコンサルタントでありたい、そのための経験と努力を重ねているわけですが。
未知の分野においては、その分野の信頼できる専門家に任せるべきだと思います。
私事ですが、現在要介護の両親(特に父はかなり認知症状が進んでいる)と同居する日々、もうこんな年だからどんどんダメになっても仕方無いんだろうとほぼ諦めていたのですが、専門家チームの面々(ケアマネジャー、福祉用具の担当者、訪問看護師、デイサービスの責任者など)は、私たち家族が心身ともにいくつになっても明るく日々を過ごしていけるように誠心誠意サポートしてくださいます。
これは決してお金のためではなく、利他の精神、それぞれ矜持を持ったプロフェッショナルとしての使命感というものではないでしょうか。
サポートチームの皆さんからそんな恵みをいただきながら、感謝の気持ちで胸が暖かくなります。
様々な分野の、本物のプロフェッショナルといかに出会えるか…そして私自身、たくさんの方にとってのそんな存在でありたい。
誰がやっても”おんなじ”…ではありません。