ついに!いま話題の”増税メガネ”から出た【所得税減税】…決して信用するな
12月7日の市場では急激に円高が進みました。
植田総裁の発言から「チャレンジング・ショック」と呼ばれ、日米の株式相場にも影響を与えました。
一方で、過剰な動きとの声もあり、専門家の見通しが分かれています。
植田日銀総裁の国会での発言
”年末から来年にかけて一段とチャレンジングな状況になる”
の影響か、マイナス金利政策が早期に解除されるとの観測が金融市場にて広がり、国内の長期国債利回りが大幅に上昇。
一方アメリカでは、利上げ打ち止めの観測から、来年の利下げ予想が広がり、アメリカ長期国債利回りが大幅低下、10月の5%越えから4%割れも視野に入るまで低下しました。
為替レートの方向性は、日銀だけでなく、アメリカの金融政策で決まるものでもあり、今回の動きは市場の過剰反応だったともいえます。
今後のドル円相場に関しては、引き続き日米の金融政策に左右される部分が大きいですが、外資系金融機関と国内金融機関で見通しが分かれているそうです。
アメリカのゴールドマン・サックスなどの外資系は、アメリカ景気は軟着陸で金利が高止まりするとの予測から、2024年末 1ドル145~150円と予想。
対して日本国内の金融機関においては、アメリカ景気後退と日銀のマイナス金利政策解除を背景に、 2024年末 1ドル125~135円を予想しています。
為替アナリストの間でも予想が分かれており、どんな金融経済のプロも為替の予想だけは難しいと口をそろえています。
ましてや素人には予想は無理ですね…
いずれにしても、円高・円安それぞれメリットデメリットがあり、どちらに振れても問題無いような対策が必要になります。