各国利上げ 世界経済への影響は?
お金の悩み、ストレスは尽きない
ソニー銀行が、結婚3年以上になる全国の30~40代の既婚者男女を対象に調査した、「パートナーとお金事情に関する調査」によると、夫婦生活においてストレスを感じることの第1位は、家事や育児を抑えて『お金・家計(57.2%)』との結果。
多くの夫婦がお金や家計管理にストレスを感じていることが明らかになりました。
また、お金や家計管理のストレスが無いと答えたうちの9割が、夫婦仲が良好であると回答したそうです。
結婚していてもシングルでも、お金や家計管理にストレスが無い人は幸福感、ひいては人生の満足感を感じやすいといえそうです。
なぜ私たちはお金を使うことに罪悪感を覚えるのか
”あなたはお金を使うことへの罪悪感、ありますか?”
筆者、若い頃は、洋服やバック、靴、アクセサリーなど身を飾る物を自由に買ったり、海外旅行なんかも行っていましたし、趣味にもたくさんお金を使っていました。
同時に、
「ムダ遣いは悪だ」
「倹約、節約しないといけない」
「自分ばかりが贅沢してはいけない」
「お金を貯めるのは当たり前」
「お金は汗水たらし苦労して得るもの」
といったような価値観も強く、常にお金を使うことに罪悪感を覚え、一時的な欲求やお金を使う快楽を止められなかったことへの後悔も感じていたので、”お金についての通信講座”かなんかを受けながら(ほとんど役には立ちませんでしたが)、これまたムダ遣いだったかも…とさらに罪悪感がつのる悪循環。
お金を貯められない不安と、増やさなければという欲から、全く勉強もせず知識も無く証券会社の人の言うがままに投資を始めて大きな損を出したこともありました。
”お金を使うストレスから解放されたい、楽しくお金と関わりたい、正しくお金を育てたい”
過去からのそんな思いの積み重ねが学びを作り、一人でも多くの人にも幸せにお金と関わって欲しいと願う今の活動に駆り立てているのだと思います。
罪悪感を手放し、幸せにお金と付き合うために
天からお金がいくらでも降ってくる、打ち出の小槌を手に入れる、高額な宝くじ当選金を得る、巨額の不動産や株式からの利益で不労所得をゲットし続ける…
そんなことでも無い限り、収入が劇的に増えることは想定できません。
基本的には、金銭的に豊かになるには、収入を増やすか支出を減らすのいずれか、です。
日々働いて得た、大切なお金ですから、罪悪感を覚えずに幸せに使いたいもの。
お金のストレスから解放される方法、【お金を使う】と【お金を増やす】の2点について、取るべき行動と心がけたいポイントを考えてみます。
【お金を使う】
- 愛と感謝を持ってお金を使う ~お金を使うことはブーメランであり必ず自分に戻ってくる~
- お金を大切に扱う
- 自分の価値を上げること(資格を取る、知恵や教養を身に着けるなど)や活動にお金と時間を使う
- 自分のためだけでなく誰か(家族、友人、恋人、他人)のために使う
- 家計管理の理想と言われる「浪費:5%」「消費:70%」「投資:25%」を意識して使う(投資についてはお金+自分への投資と考えると40%くらいに高めてもよいでしょう)
【お金を増やす】
- 収入から最低でも1割、定額を先取り貯蓄または自分に見合った投資にまわす
- 副業や株式配当など、給与以外の収入を作る
- 自分自身の価値を上げ、キャリアアップや転職を考える
- 金銭的に豊かな人との人脈を持つ
- 心を豊かにするお金の心がけ ~「愛」「感謝=ありがとう」「与える」「受け取る」4つのエネルギー循環を意識する~
まとめ 誰にもあてはまる”パーキンソンの法則”
・第一法則:仕事の量は、完成のために与えられた時間を全て満たすまで膨張する
・第二法則:支出の額は、収入の額に達するまで膨張する
これは、イギリスの歴史政治学者であるシリル・ノースコート・パーキンソンが、1958年、行政組織の研究をするなかで、組織運営と人間の心理作用に関する非合理な行動分析を説いた法則です。
分かりやすくいうと、『人は時間とお金はあるだけ使ってしまう』ということ。
これは筆者自身が自分を戒めつつ、日々の活動の中で皆さんにお伝えしている法則です。
これを読んでくださったあなたが、少しでもお金の不安やストレスから解放され、幸せに、お金と付き合っていっていただくことを願います。
「そう言われても何をどうしたらいいか分からないから困っている」
…そんな方はいつでもお気軽にお問い合わせください。