新NISA、日本株ってどうなの? 必見!日本企業の株主対応の変化
2020年1月、中国武漢から帰国した男性が、新型コロナウィルス国内感染者第一例として診断確定されてから。
私たちの暮らし、生活習慣は物凄い速度で、劇的に変化しました。
東京大学社会科学研究所が先日、『働き方とライフスタイルの変化に関する全国調査2020ウェブ特別調査』の結果を発表しました。
コロナ禍での生活や意識の変化、8割以上の人が、
・旅行やイベントへの参加
・感染の収束
・不況の長期化、深刻化
・予防資源の不足
・政府の対応
・正しい情報の欠如
について不安を抱いていることが分かりました。
私自身も特に、景気、とりわけ感染拡大のせいで影響を受けている業界の動向、正しい情報の欠如、そして政府の対応について、不安と疑義を感じつつ過ごしてきました。
今回のパンデミックに関してみると、女性や高齢者が特に不安を強く感じている結果が出ました。
テレビや新聞などの情報頼みにならざるを得ない“情報弱者”、そして社会経済的に不利な状況にある人たちが不安を感じやすいのは当然のことでしょう。
専門家だけでなくネット上には様々な情報があります。ワクチンが与える体への影響、ウィルスに関する正しい知識、現在の対応が間違っているとしたら何を変えていくべきなのか……など、私たち自身が問題意識をもち情報を選別していく必要があります。
先月、富山県の金融商品仲介業者である株式会社Fan(富山市)が全国の20代~70代男女を対象に、
『コロナ禍で変わったお金と時間の使い方』をテーマに、ネットを使った独自アンケートを実施しました。
ここではお金についての変化として回答された結果を見ていきます。
■コロナ禍で「お金が増えた」使い方
1位:投資 2位:貯蓄 3位:自己投資
■コロナ禍で「お金が減った」使い方
1位:食生活 2位:住環境 3位:趣味
また、
「お金を増やすために取り組んでいること」の質問については、
お金が増えた、やや増えたと回答した人の約6割が『投資に取り組んでいる』と回答した一方で、
減った、やや減った人は投資している人の割合が3割に満たず、『何もしていない』『貯蓄』が上位という結果に。
さらに、
お金が増えたと回答した人ほど、仕事環境にお金と時間を使っている傾向が明らかになりました。
「コロナ禍の社会変化で新しく始めたことはありますか」
■お金が増えたと回答した人
1位:自宅での仕事環境を整える 2位:出費減分を投資に回す
■お金が減ったと回答した人
1位:インドアの趣味 2位:動画サービスやゲーム等のコンテンツ楽しむ
ネガティブな情報、報道に接し、多くの人が不安を抱えて過ごす日々。
でも。
私たちはこんな状況から、同じく“恩恵”も受けています。
当たり前に慌ただしく過ごしていた時は持てなかった時間を大切にし、先延ばしにしていたことに取り組む。
「お金が増えた」と回答した人は、この大切さに気づき、行動していました。
〇家族と一緒に過ごす時間、一人の時間、家事や趣味の時間
〇仕事につながる学び、将来に向けた自己投資の開始
〇将来に向けた資産形成、投資の開始
資産を増やす、自分の社会的価値を高める等々。
あなたが、明日の、将来の自分のために今、できることは何ですか?
不安を抱えたままで貴重な一日を過ごしますか。
それとも、何か、一つでも行動を起こしますか。
微差の積み重ねが“大差”を生むのです。