住まいは必然である
健体康心は中国の「易経」の中にある言葉です。意味は体がすこやかで心もやすらかな状態を表し、〝健康〟はこの四字熟語が始まりと言われています。
バリア・フリー工房の名刺の裏にはこの言葉があります。
体を傷つける有害物質・化学物質・電磁波などから住む人を守るのは当然ながら、家族のコミュニケーションから生まれる心の安らぎが得られる間取り・空間を大切にしたいという想いです。
家族はそれぞれ生活のパターンは多岐にわたります。家族構成・年齢・世帯数…また、いま現在の生活から、10年後・20年後・30年後とライフスタイルは様変わりしていきます。
昔の田の字の住まいも理にかなうところはあります。
今では〝スケルトンインフィル〟と言い、中の間仕切りを多様化できるように住まいを考えるところもあります。もちろん、バリア・フリー工房の住まいも一部取り入れています。
家に生活を合わせるのではなく、自分たち家族の生活スタイルに合わせた住まいを作ることが大切です。
そうすることで、無理なく日々の生活を楽しめるようになるのです。