弁柄色(べんがらいろ)
おはようモーニング!
本日の日本の伝統色は青鈍色です。
青鈍色とは、薄く墨色がかった青色のことです。
青色に橡(つるばみ)などの墨系の染料を掛け合わせ鉄で媒染した色。
平安時代には橡と同じく凶色として、喪服や僧尼の衣の色に用いる色とされました。
同時代の王朝文学のなかで、墨染、薄墨とともに無彩色系の色を表わすのに使われていた色名が鈍色です。
色には、見た目の重さがあります。
実際には同じ重量のものでも、色に よって「見た目の重さ」が大きく違ってきます。
明るい色ほど軽く感じさせ、暗い色ほど重く感じさせます。
人の目に見える色の中で、最も暗いのが「黒」です。
「黒」は、見た目に最も重く感じさせる色といえます。
それが「心の重さ」につながることもあります。
「黒」は、強い意志を示し、ブレない軸を持つ時に支えてくれる色です。
それが必要な時、身近に取り入れてみましょう。
洋服や小物に選んでみてください。
ただし、ずっと「黒」ばかり身につけていると、人と距離を置いてしまったり 孤独感が増したりします。
考え方が頑固になりすぎることもあります。
自分の感情を抑えてしまうことにもつながります。
「黒」だけに頼らず、さまざまな色の刺激も自分に与えてあげましょう。
色を通して、心にあるいろいろな感情を解放し、自分の気持ちを外に向かって表現してください。
それでは、今日も張り切って行きましょう♪♫♬