屋根の高圧水洗浄
塗装工事はどこに依頼してもあまり変わりがないと思われている方が結構いらっしゃいます。
しかし、それは間違いです。
前回の塗り替え工事が、大失敗だったと言う現場を紹介してみたいと思います。
お客さんからメールで、「以前塗り替えした塗膜がパラパラと捲れてくるのですが、どうしてでしょうか?」
と言う内容でした。
現地に行って調べてみると、既存ボードのテクスチャーを生かすようにクリヤー塗装が施されていたのですが。
おそらく、クリヤーを塗装できる時期を過ぎていたと思われます。
新築事の塗膜が、白亜化して粉状になっている上にクリヤー塗装を施してあるのでしょう!
クリヤー塗装をする場合は、下地の劣化度を慎重に調べて施工する必要があります。
それを怠ると、今回のような結果となります。
この現場の処理方法は、既存塗膜の全面除去しか方法はありません。
いくら高性能な塗料を塗装したとしても、下地塗膜が密着していなければ、旧塗膜もろとも剥がれ落ちてしまします。
全面除去には剥離剤を使用しております。
旧塗膜面に剥離剤を塗り付け、塗膜が柔らかくなるのを待って90℃以上の温水を吐出できる高圧水洗浄機を用いまして、劣化塗膜を剥がしていきます。
それでは動画どうぞ!